

日曜日のサイクリングで、後楽園ラクーアにあるヴィレッジヴァンガードにて購入の本は二冊。
一冊はこれ「ヨーロッパを旅してしまった猫のはなし」(平松謙三著)。ほんとは擬音語擬態語辞書があったので購入したかったのだが、あまりに魅力的で(しかも三冊はどうか?と考えて、ツイこちらを)買ってしまった。
もう一冊は、「インド夜想曲」(アントニオ・ダブッキ著)以前読んだ事があるのだが、インドも行った事だし、しばらく前からKuniさんがずっとお探しだった本でもあり、また読んでもいいなーと(なぜかあの店ではすぐに見つかったのに驚いて)思わず購入。
黒猫が、ヨーロッパを、というところに大いにツボな訳で・・そして、黒猫の名前が「ノロ」(ノロの日記=http://www.hortensia-azul.com/news.php3)だったことも(ウチの猫がロイ)その写真の愛くるしさと、拾い読みすると行動が似ていることが因果で即買いが決定。(嗚呼、黒猫になんと弱い者なのだろう!)
これがまた、読むとおもしろいおもしろい。すぐに読めて、しかも、装丁、中身のバランスや著者の感覚・・なかなかお洒落である。まず主人とその奥さんがなかなか好感が持てるし、猫の写真もアングルを含めて上手で面白い。さらに、内容も淡々としつつ、旅に関する情報と、ペット事情の差まで記載している。日本のホテルでペットを持ち込むことが禁じられているところがほとんどだけれど、ヨーロッパのホテルはどこもわりと簡単に受け入れてくれる。しかも、そのとき支払うのは人間のおとまり料金プラス約5ユーロという設定で絶妙(遠慮しないで堂々とペットとともにいられてその上安い)らしい!すごくうらやましいたびだと思った。
だけど、実際にまねをするかどうか・・と言えば、ウチの黒猫さんはとてもお年をとっている。今年で14歳になるんだった。そんな無理はできないだろう。
大きく違うのは、ノロは1歳、ロイは14歳という点だった。