
土曜日の午後・・発売された「0時に 教室で」を編集者からようやくもらえて嬉しくて自宅に持って帰り週末ゆっくりと読む。制作に加わった作品だが、この作品は審査のときに出会って、最後のほうで上位に食い込んだ作品だから思い入れがある。
最初から写真のコラボということが企画意図としてあがっていたので、候補の写真家を選んだり細かいディレクションを入れた作品。ようやくあがって来た頃は、ばたばたしていたので、ゆっくりとページをめくる機会を待っていた。やっぱり最後の「屋上」が大好きだ!ふっと自分の昔と今を重ねる事ができるような気持ちになる。それは、著者の意図かどうかわからないが、蝉の命と自分の明日と環境と、全ての融合が空に向かっていく、そんな結末に感じる。詩は行間を読者にゆだねてくれるものでもある。そこが好きだ。そしてこの作品と、この著者に会えたことが嬉しい。一緒に制作した編集者と若手写真家とデザイナーという環境にも恵まれて生まれた作品だと思う。
この作品と「キミが泣いたらシャンデリア」は、力作だし、若い詩人たちが心を注いでいるその誠実さを形にするという仕事に生き甲斐を感じ。使命感に燃えて作った。そして、彼女らに私も支えられていると思っている。とにかく、出会えて良かった。



日曜日。Yukiと久しぶりに”女の子同士の買い物”♪
神楽坂突然、店の表にかかっていた浴衣を発見。
神楽坂途中にある着物のお店に。。鏡前でいくつかの浴衣を合わせる。
好きな色を選んでみた。。が、結局、安くて一番鮮やかなものを購入。こういうものは、女の子に選んでもらったほうがいいね。
けど、二人とも随分と優柔不断になりながら、いろいろと考えていたため、どっと疲れてしまった〜
普段きないものを選ぶ楽しさと感覚の曖昧さ。しかも、浴衣って、普段あまりに縁がなさ過ぎる。考えてみるとお祭りとか、旅館でしか袖を通さない。しかも自分のモノに袖を通す機会は前者のみ。水着を選ぶときも同じ。Yukiが「周りの人のために着る」という言葉を言っていたけど、確かにそうだね。そこんところで最終的には鮮やかな紫色を。写真より実際ほんとに鮮やかです。
夏の風物詩。浴衣に風鈴(これが金魚の形で音もいい!かわいいんだよね〜〜金魚の中にまた小さな金魚がいるの♪)。なるほど粋な買い物です。しかも、購入は神楽坂で!風情がありますねぇ。街並も。コーヒー屋さんもお洒落だったけど、その後は五十番の肉まんをぺろり。古くからの料亭旅館の路地を肉まん片手に歩きましたっ。途中、黒猫くんに会いました。日曜の楽しい午後。
夜は映画「トニー滝谷」「モンスター」の2本立てを、例によってスカパーで満喫!