濡れた時間
目をつむったまま
濡れた髪で駈けぬける
薔薇とすみれと水仙の
妖しく咲き競う森
白いうさぎは濡れている
わたしはくだらない会話を
するために彼の後をついて
いたずらをたくらんで
一週間先まわり
そんなに急がなくても
雨はまだ止まないと
教えてあげる
ーーーー
最近、雨が多いですねー。まだ梅雨にはなってないけど。
なんかへんな事件、事故も多いですね。。。
世の中からバターも無くなるし。。。
牛さん、いつもありがとう。生き伸びてます、私たち。
自然には感謝。今日はベランダの野菜をお皿の上に載せました。
dimanche, avril 20, 2008
jeudi, avril 17, 2008
雨からの手紙
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjfm9zoyp11COA3WWzZjE7djBApnl98s2ufwFyNFsKxYAdziSA7LuGw_jUTX0MCH_R3i9TWjGvv_GpV5baIQRVpWpCylF3-D07HMw02yTrmpBSaRI_7zQVCJegkZdTBWT8V6UHsHQ/s200/2185539591_500b126452_b.jpg)
「きみは、
おぼえているだろうか」
晴れの日は、背中のぬくもり
雨の日の、お揃いの長靴
体温と空気中の温度の間に
湿り気のあるもっとも輝いた瞬間を
皮膜を剥ぐように
いま、ゆっくりと確かめているよ
「あした、
晴れるだろうか」
車輪のはがれるアスファルトの音楽
それは雨からのやさしく誠実な調べ
ポストは遠くて
傘をさしても、この封筒は濡れっぱなし
郵便の赤い自転車が
ジリリン、目の前のカドを通り過ぎる
やっと辿り着いた郵便局では
「重量オーバーです」
涙を含んだ重さを、すこしあきれ気味に
たやすく、簡単に
これ見よがしに、計ってみせた
「あしたも、
雨だろうか」
投函したばかりなのに
きみの返事を待っている
雨のせいで、少し長くなった首が痛い
Photo:なにかと話題の中国は北京での風景。
早朝に、煉炭を運んでいるおじさんたち。
近くはオリンピックのために舗装や工事が盛んなのに
とてもちぐはくな風景でした。
詩には関係ないけど「自転車つながり」のカット。
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