そんな時でもなければこんなことは書けない。
人の目からの涙が溢れてしまうその瞬間を、感じている。
誰と会っても、相手の人の目を見て、感じてしまう。
泣いているのでなく、人の目を潤しているその液体を、感じている。
「こっちを見て」という瞬間は「こっち」(自己やそれを取り巻くもの)なのだから、
見なくてはならない。見ないと、損?というか、小さな(ときにはとてつもなく大きな)
しあわせを取りこぼしてしまう。
わたしはずっとそういう大切なモノを取りこぼして来たんだろう。
大切な人の、大切な言葉を、大切な瞬間を、これからはこぼしてしまいたくないのだ。
ひとつ残らず、見て、感じていたい。
これから愛するすべての命に。
いま、愛しているすべての命に。
お別れが来る、その日までずっと。
ずっと。。。
おやすみなさい。
愛する人。
インドのハンピでナビしてくれたリクシャのお兄さんと。日没を丘に見に行った。 |