samedi, septembre 08, 2007
【緊急告知】プルシャルタ/インド(アタカラリ)
横浜赤レンガ倉庫ホールにて、昼と夜やります。
家人が、ここ数年、ヴェネチアだの、モナコだの、フランクフルトだの、アムステルダムだの・・・
ヨーロッパの主要都市を回った作品「プルシャルタ」が初めて日本で公演することが決定しました。
わたしは、ヴェネチアとインドで見せてもらいましたが、自信をもっておすすめします♪
インドの若いダンサーたちも今回日本に初めて来るようです。がんばっています。
その都度、パワーを増し、土地柄にあわせて試みも変えているようです。
日本初公演「プルシャルタ」です。
公演情報
ジャヤシャンドランによるワークショップ情報
世界で注目を浴びるジャヤチャンドラン・パラジー(振付家)率いるダンスカンパニーAttakkalari center for movement arts -アタカラリ-と、のメインダンサーたちのダンスパフォーマンス。
松尾邦彦(ディレクター/メディアアーティスト)のデジタル技術を駆使したインタラクティブな映像と、
松本充明(音楽家)のライブエレクトロニクス音楽、
濱中直樹(建築家)による白色LEDを使用したオリジナル照明装置。
といった、いわば“マルチメディア・パフォーマンス”作品です。
インドと日本の友好のためにも、また伝統だけではなく新しいものへの挑戦を垣間見る愉しさとしても、
ぜひ一度、体験してみてください。(限定、一日しかないんだけどね)
■■日本初公演「プルシャルタ」とは—■■
プルシャルタ(Purushartha)とは、ヒンズー哲学の重要な4つの概念であるダルマ (Dharma)、アルタ(Artha)、カルマ(Karma)、モクシャ(Moksha)を総称する。
2005年、ジャヤチャンドラン・バラジー氏(振付家)と松尾邦彦氏(メディアアーティスト)との構想にはじまったコラボレーション・パフォーマンス「プルシャルタ」は、同11月、ノッティンガムでプロトタイプ(試作品)を公開した。
その後の約2年間、ヨーロッパ諸国の主要都市であるヴェネチア、ボローニャ、フランクフルト、ミュンヘン、ボン、デュッセルドルフ、ルブリン、モナコ、アムステルダムそしてインドはバガロール(順不同)などのフェスティバルに参加公演し、ヨーロッパだけではなく、世界各国の演出家、評論家に注目されつづけ好評を博した。
「マルチ・メディア・ダンス・パフォーマンス」と呼べるこの作品は、各都市を飛び回っている間に形を少しずつ整え、都度洗練されている。
2007年、インドと日本の友好年の折り返し地点である9月。
ヨーロッパで注目されたこの「プルシャルタ」は3年目にしてようやく初めての日本公演となる。
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日時:2007年9月24日(月・祝)
昼の部/14:30開場 15:00開演
夜の部/17:30開場 18:00開演
会場:横浜赤レンガ倉庫
http://www.dance-media.com/purushartha2007
ディレクション:松尾邦彦 / ジャヤチャンドラン・パラジー
振付:ジャヤチャンドラン・パラジー
音楽/映像:松尾邦彦
ステージデザイン/照明デザイン:濱中直樹
演奏/映像:松本充明
照明:トーマス・ドッツラー
ダンス:DEEPAK / RAKESH BABU / HEMA BHARATHI
DILSAGAR / MIRRA / SHOBHITHA YELURI
SATYAJIT RAVINDRANATH / HEMA SUNDARI
JAYACHANDRAN PALAZHY
アタカラリ(Attakkalari Centre for Movement Arts)
http://www.attakkalari.org/
主催:Dance and Media Japan
Indian Council for Cultural Relations
インド大使館
CMprocess
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■パラジー氏と松尾氏
2004年1月、松尾氏の話によると「インドからお呼びがかかった」と少々冗談めいて語るのだが、実際はさらに以前からの知人で、インドのバンガロールに拠点を置くアタカラリ(Attakkalari Centre for Movement Arts)というダンスカンパニーを率いて各国で活動する振付家パラジー氏より、突然の連絡を受けたことからプロジェクトがはじまったという。
パラジー氏は、カラリパヤット、バラタナティヤムをインドでマスターしたのち、ロンドンで西洋のダンスをも学んでいるカリスマ的存在である。
一方、松尾氏はもともとnest(主催:石山雄三氏)にて、身体の動きを研究しCMprocessというオリジナル・システムを自ら築いた。自らもダンサーとして活躍しつつ、その頃から舞台演出分野である映像、また音楽にも積極的に取り組むなど、舞台を中心に世界で活動して来た数少ない日本人のメディア・アーティストである。
彼らはそれぞれ違った背景を持ちながら、身体を置く3次元の限界に挑戦すべく、全く別の角度から、全く別の文化や歴史からある地点で合流し「プルシャルタ」を形成するに至ったと言える。
この作品では、テクノロジー上の新たな哲学と、最もシンプルでアナログな身体の動きとを交差させ、歴史や文化に対しても敬意を払いながら互いの能力が融合を導いている。
■松尾氏&パラジー氏による具体的活動
2005年、バラタナティヤムのマスター達のインタビューとデモンストレーションを100時間撮影し、デジタルアーカイブをDVDにまとめ るプロジェクトに参加。(9月現在はDVD未発売。近日発売予定。)
アイデアや資料を幾度となくメール(インド⇔日本)でやりとりしながら、濱中直樹氏(建築家)と 2005年10月にバンガロールへ渡印。
約二週間にわたり、インド人と日本人、文化や宗教観の違いを乗り越え、また、産みの苦しみを分かち合いながら制作を進める。
この段階で、15分のプロトタイプ(ソロダンスバージョン=試作品)が完成。
2005年11月、初めて生演奏に松本充明氏を迎え、松尾氏とパラジー氏の3人で、イギリスはノッティンガムにてデジタル・カルチャー・ラボ(学会/講義)に招待される。15 分バージョンのプルシャルタを上演。
2006年2月、松本氏と松尾氏が再びバンガロールへ。10人のインド人ダンサーとオーストリアからトーマス・ドッツラー氏(照明家)を招いて、45 分のプロトタイプ㈼を二週間で整え(完成させていた振り付けのシークエンスを、一度バラバラにして再構成)上演。
ここで、現在のプルシャルタの概要が形成された。
次月(3月)にはパラジー氏が来日。京都西部講堂で15分のソロダンスバージョンを上演。
2006年5月、インターネットを介してコミュニケーションしながら60分ジャストの完成バージョンを作り上げ、ボン・ビエンナーレ2006(ドイツ)でワールド・プレミアに至る。
その後、少しずつブラッシュアップをしながらヨーロッパ各地で公演。(ほぼ全ての公演でチケットはソールドアウトする。)
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そしてついに、念願の日本公演となる今回は、横浜赤レンガ倉庫にて。
日本の観客に向けて変えること無くヨーロッパで公演したものと同じものを。日本人とインド人が、インドと日本とヨーロッパで格闘した成果のままを公開します。
乞うご期待。美しいインド人ダンサー達にも乞うご期待。
それでは、赤レンガ倉庫でお会いできることを楽しみにしております。
観に来ていただけるかたは、
ダンスアンドメディアジャパンの予約フォームか、
http://www.dance-media.com/res/reservation.cgi
松尾にメールやら電話やら、このコミュニティーに書き込むやら、何らかの方法で知らせていただければ、チケットをご用意してお待ちいたします。
残念なことにパフォーマンスは二回だけです。お早めにお知らせください。
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2 commentaires:
24日の公演、見させてもらいました。
とても、よかったです(具体的でなくてスミマセン)。
誘ってくれてどうもありがとう。
ヲットと行けなかったのが心残り。
↑
間違えた。匿名にしちゃった。
ゆきです。
ありがとうございました。
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