大好きな夏が通り過ぎていく・・・
7月は一年のあいだで一番好きな月、文月から葉月へ。
約一ヶ月前になったのでお知らせします。
今年に入って、「ヒポクラテスの純情」(2月)、「ZOZO-ism」(3月)と同時に2本の企画を立てたのち、場所と時間だけを押さえ温めていた企画を来月あたまに催します。
今回の企画は詩的タイトルをつけておりますが、またまた音とともに波のきわにいる人にお声がけしております。
それぞれの経歴は後に発表していきますが、一人ひとりが自分の舞台を切り拓いている人ばかりです。
「服飾」「演劇」「脚本」「詩」「編集」・・・とわたし自身がそうであるように、様々な場面ではみ出ながら自分の「世界」をつくっている人たち。。。
ヒップホップが土着や決闘の場面にあるようなものであるなら、そこから都会的(ゲゼルシャフト)な方向に向かうというように、切り拓くというのは自然な社会現象であると思います。
詩を書くにあたっても、結局は「新しいもの」という答えがでなくても、今の社会の流れを読んで、これからどうなっていくべきなのかを切り拓いていくのが文学ともいえます。
きっとこれは音楽も、それぞれの分野の仕事も、同じようなところを目指しているのかもしれません。
前置きはこれくらいにして・・・
とにかく、「新しくなくていい」と思っています。
ただ、通り過ぎていく風景を見て、そこに何を持って来るのか、試行することは必要。
猫も、海月(くらげ)も、ゆれながら地面を彷徨い、海を漂っています。
わたしたちがこの不安な社会や政治を生きるのに必要なのは「疑問」や「提示」から拡がる「真理」なのではないかと思いながら、このタイトルをつけました。
こんなことをかきつつも、そこに深い意味を感じてくれと思っているわけではありません(笑)。
9月7日(土)渋谷の大好きなラストワルツという場所で、「ゆれている」わたしたちと同じ時間のなかで数時間を「いっしょにゆれてみませんか?」という提案です。
強くなくていい。泣いていい。。。
ほんとうのことに近づくには「扉をあける」ことも、ときには必要なのではないかなと思っています。
当日はぜひラストワルツの大きな扉をひらいてみてください。
きっと次の日からあなたの世界が変わります。
〈フライヤーデザイン:TABASA 岡本優〉
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