リスボンへはまだ行ったことがない。
この映画を観て、ポルトガルに旅したくなった。
映画を語りながら、詩的で音楽的(ヴェンダース、またしても恐るべし)。
あらゆる感覚を呼び覚ます。
「だれでもない人」には、だれもが当てはまる。
ロードムービーをお得意とする彼ならではのセンスとユーモアをもって、全神経を「仕事」に注ぐ。
冒頭部の車内からの視点で南仏を抜けてスペイン通過、リスボンに入るカメラワーク、主人公は途中でやっと顔を見せる。
映り込む主人公はすぐにそのキャラクターが見て取れる(さすがのキャスティング)。かなりお間抜けな録音技師。
でも、とても情の深い人物であることも同時にわかる。“足のギブス”という演出で(ヤルな)。それでも、嫌味のないキャラであることがさらにすばらしい。
骨折した足を引きずりながらも仕事仲間の突然のSOSの絵ハガキの中のリスボンに向かう。それも、おんぼろ自動車で。
音。映像。絵。なにかを「創造」するということは、自らを迷路に導くようなそんな時期はあるだろう。
友人の映像作家の"SOS"とは、“非常にまずい状況”だったわけだ。さまよい、漂流したまま戻れないかもしれない、そういった状態にあった。
友情を描きながら、芸術を追求する苦労、貫くことの困難をも見事に描いている。
途中、街の音、音楽、友人のヒトリゴト、虫の飛ぶ音、など音に敏感な彼(主人公)でこそ気付ける要素が鏤められているということなど、演出の繊細さと愛すべきアイディアに満ちている作品だった。
マドレデウスの音楽も美しい。
映画の違った楽しみ方をしみじみと感じさせる。
映画の良さを(押し付けるでもなく)、「映画を通して」教えてくれている映画。
mercredi, juin 25, 2008
dimanche, juin 22, 2008
fete de la musique
曇ってたけど、今日はKayoとYuとWataruとItaruと午後は日仏学院の音楽祭に。
Fredとかって、旅する一匹狼(?)シャンソン歌手が来ていて、それまでちょっとご機嫌がななめっぽかったItaruはノリノリで、以来元気になった〜!不思議な歌手のアルバムタイトルは気になったままだけど。。。(「俺の種子」だって!?)
よかった、いつもの愛らしさ炸裂。その後、雨が降り出したのでうちまでみんなで歩いて夕ご飯。
Itaruくん、キミの笑顔に大人たちみんな癒されたよぉ。
(久しぶりにあったKayoも家族に巻き込んで♪)大人数で食べるご飯はおいしいねー♪
大家族な感じでうちで続きのプチ・フェットゥ〜♪
夏至。
いまは、大雨。
梅雨って明けたんんじゃなかったんだね?
湿気。湿気。
明日は晴れるかなー?!
カラッと晴れた日曜日がいいよねー♪
Fredとかって、旅する一匹狼(?)シャンソン歌手が来ていて、それまでちょっとご機嫌がななめっぽかったItaruはノリノリで、以来元気になった〜!不思議な歌手のアルバムタイトルは気になったままだけど。。。(「俺の種子」だって!?)
よかった、いつもの愛らしさ炸裂。その後、雨が降り出したのでうちまでみんなで歩いて夕ご飯。
Itaruくん、キミの笑顔に大人たちみんな癒されたよぉ。
(久しぶりにあったKayoも家族に巻き込んで♪)大人数で食べるご飯はおいしいねー♪
大家族な感じでうちで続きのプチ・フェットゥ〜♪
夏至。
いまは、大雨。
梅雨って明けたんんじゃなかったんだね?
湿気。湿気。
明日は晴れるかなー?!
カラッと晴れた日曜日がいいよねー♪
mardi, juin 17, 2008
アメリカ、家族のいる風景 ★★★★★
評価、甘いかな。ヴィム・ヴェンダース監督には。。。
英題で、「Don't Come Knocking」実際、このタイトルのほうがしっくり来るのだが、観てからは邦題も悪くはないと思えた。
「パリ、テキサス」の名コンビ(脚本:サム・シェパード)。
「家族」というものは、血のつながりだけでもないのではないかと思うのだが、人と人との間には、目に見えない小さな約束事がたくさんある。「家族=社会」でもある。それは血が繋がっていようと、繋がってなかろうと関係なく“一人”の個体としての意識の中に、どれだけ相手を、受け入れられるのかってこと。互いに、別の人格を持っているということ。それを理解しながら(例え子供であっても)全てを受け入れるというのは簡単なことではないと、大人になって今更ながら考えてみる。だから、血の繋がりのない相手と密接になれることは希少だ。
結婚というものは、1つの制約でしかないのだと思うのに、それがいつしか絆のように硬く繋がれていくと思えるのはなぜだろう。自分が大人になったからだろうか?それとも、鈍く、そう思う方が楽だからだろうか?
そういうテーマも隠れている気がする。
サム・シェパード扮する西部劇のかつての人気スターが、撮影現場を馬で逃走するところから展開する。彼の今まで考えてきた生き方と、老いていく自分をふと振り返る分かれ道が、そのシーンから伺えるのだが、展開の仕方が明るく楽しげなのに、何処か滑稽で悲哀を醸しているところがこの作品の最初の見どころだと思う。
何にも束縛されないこと。それを自信としてやりきる手前、振り返った時の恐ろしさ。
両親にさえ自分の居場所を教えることなく30年もの長い時間を一人でいた主人公が、「家族」を求めて旅する様は、まるで年を取った子供のようでさわやかだった。「いまさら」というくらい時間が経ってはいたが、今それができるなら、と、観客に許すスキを与えている演出になっていた。
青年になった息子をじっと待つ時間。
大切な自分に目覚める時間。
かつての恋人に、自分の複雑な気持ちを整理できずにぶつけるシーンは(元恋人:ジェシカ・ラング)月日を物語る重さを見せていた。
最後の、娘からの父に贈る言葉、はっきりと覚えているがここには書かない。
すがすがしくて、軽快で、明るく、じっくりと熟成された感動を与えてくれる作品だった。
英題で、「Don't Come Knocking」実際、このタイトルのほうがしっくり来るのだが、観てからは邦題も悪くはないと思えた。
「パリ、テキサス」の名コンビ(脚本:サム・シェパード)。
「家族」というものは、血のつながりだけでもないのではないかと思うのだが、人と人との間には、目に見えない小さな約束事がたくさんある。「家族=社会」でもある。それは血が繋がっていようと、繋がってなかろうと関係なく“一人”の個体としての意識の中に、どれだけ相手を、受け入れられるのかってこと。互いに、別の人格を持っているということ。それを理解しながら(例え子供であっても)全てを受け入れるというのは簡単なことではないと、大人になって今更ながら考えてみる。だから、血の繋がりのない相手と密接になれることは希少だ。
結婚というものは、1つの制約でしかないのだと思うのに、それがいつしか絆のように硬く繋がれていくと思えるのはなぜだろう。自分が大人になったからだろうか?それとも、鈍く、そう思う方が楽だからだろうか?
そういうテーマも隠れている気がする。
サム・シェパード扮する西部劇のかつての人気スターが、撮影現場を馬で逃走するところから展開する。彼の今まで考えてきた生き方と、老いていく自分をふと振り返る分かれ道が、そのシーンから伺えるのだが、展開の仕方が明るく楽しげなのに、何処か滑稽で悲哀を醸しているところがこの作品の最初の見どころだと思う。
何にも束縛されないこと。それを自信としてやりきる手前、振り返った時の恐ろしさ。
両親にさえ自分の居場所を教えることなく30年もの長い時間を一人でいた主人公が、「家族」を求めて旅する様は、まるで年を取った子供のようでさわやかだった。「いまさら」というくらい時間が経ってはいたが、今それができるなら、と、観客に許すスキを与えている演出になっていた。
青年になった息子をじっと待つ時間。
大切な自分に目覚める時間。
かつての恋人に、自分の複雑な気持ちを整理できずにぶつけるシーンは(元恋人:ジェシカ・ラング)月日を物語る重さを見せていた。
最後の、娘からの父に贈る言葉、はっきりと覚えているがここには書かない。
すがすがしくて、軽快で、明るく、じっくりと熟成された感動を与えてくれる作品だった。
dimanche, juin 15, 2008
吉本興行。常磐線。横尾忠則。安藤忠雄。副都心。トウキョウex。
先週の金曜日(6/6)夜にはじめてよしもと観に行って、目からウロコ、興奮覚めやらぬまま(6/7)土曜の早朝に上野から常磐線で水戸に。午前中の法事のために向かったが、なんだか実際のお経と説教はかなり簡略化されていて、有り難さの意味では随分物足りない感じではあった。けれど、なかなかお会いできない人たちと顔を会わせるのは悪くない。雨のふらない梅雨の週末にも感謝。濃厚な一日を終え、日曜夜に帰った。実はその・・・今まで・・・お笑いのブームとか、お笑いファンの人に対して、少し冷たい目線でいました。ごめんなさい。
金曜夜のルミネでの初よしもとは、笑ったし、感動した。(目当てだったはんにゃは案外あっさり終わってしまって、いつものへたれキャラ炸裂でした。)
舞台に立ったことのある人ならわかると思うが、あそこに立つことの緊張感はハンパじゃないと思う。けれどそれを全く感じさせずに、観客の心を(水面下で必死に)くすぐりに来てくれた。「がんばらなきゃ」って元気も、心の中が溶けていくような優しい気持ちにもさせてもらった。
ここにまとめて書くのも気が引けるようなメンバーもいらっしゃいますが、単にまとめです。
横尾さんはよく「科学では解明できないもの」が見えてしまう方で、その“天然”ぶりは周知のことですが、やっぱり目に見えないものを絵にしているんでしょうね。それは、昔からなんだと思います。ただ、今日、あらためて思ったのは、彼は生まれる前の記憶も記録しているということ。
エロ・グロ・ナンセンスって言葉を思い出させた。非日常的な絵図に彼なりのリアルを記録している。夢を記録している。夢こそが現実、現実こそが夢。そう思えてくるような錯乱を起こす。それは、多くは色とコラージュやデッサンの「狂い」「外し」というトリックによるものではないだろうか。さすがに冒険王(ほぼ日)!《こちらも素敵な→横尾アニメ》
以前、服飾の勉強をした頃「色彩学」なるものを学んだことがある。
色彩を扱うためには、学ぶということはもちろん大切だと思うが、ある意味先天的、あるいは刷り込みのような磨きをかけるものが一番で、色を学ぶことは、そこに2割増しするくらいのものだと疑った。
学ぶことって、種類によってはほとんど役に立たないことがある。(基本は大事なことが多いけど)
一方、学ばなければそこから先には進めないことも事実である。
横尾の世界は、ほとんどが先天的なものに突き動かされていると感じた。
画家にいつも感服してしまうのは、学んだことの「エキス」だけを自分のものにできるということだ。
とりわけ、色に関して、その才能だか、センスだか、エキスだか。。。ふつーの人から見たら「この人は色音痴か」と思うくらい強烈に圧倒的な自信を見せつけられた。
帰り道、そんなことを考えながら今日開通となった副都心線の渋谷駅を通って半蔵門線に乗った。
渋谷改札を入って行く向こう側には宮崎駿のラピュタに登場するオームの中に潜り込むような造りに「さすがザ・トウキョウ!」と外国人感覚で思ったりした。近未来でもないし、いかにも「トウキョウ的」だった。(通称「地宙船」というらしいけど、なにか生きているものか、架空の船か得体の知れない感じが、特に)
清掃が大変そうだけど、白くて、その曲線が美しかった。安藤忠雄作。
今日は、「忠」の付く人の作品をたくさん見た。
今朝は、水戸から大量の納豆が送られて、そのなかの「しょぼろ納豆」は、大手デパ地下の特産品展とかでないと手に入らないくらいなので、シュゥエット! 白い炊きたてのご飯のときに。感謝して頂こうと思います。(乾燥納豆もすてき)
mardi, juin 03, 2008
昔の仕事:「あの日の"わたし"がいる!?」
中西保志 「UNFINISH~あの日の君がいる~」。。。のPVです。
こんなのあげると、そうとう自分のことが好きな人だと思われるだろうけど、あんまりなつかしかったのと、まさかYouTubeで拾えるとは思ってもみなかった(アナログな時代の制作)ので、ちょっと公開させてもらっちゃおっと。
じつは昨夜、マイミクさんがテレビ(歌番組)に出演されるというので観ていたら、なんと突然中西さんが出演。ってことで思い出してもしや。。。と思いました。すぐに出て来てびっくり。やっぱりわたし、若い、かも。(年月とは。。。没)
lundi, juin 02, 2008
告白/コクハク
わたし、イハンしました
ケイヤクに、
土足で横切るような
あの、工事ゲンバで
耳を、切り、落としました
血が、
このノートを濡らしました
開くと、中まで濡れて
ぐしゃっと、紙はいくつかの塊に
メモに何を書いたのか
何を残しておきたかったのか
わからなくなりました
もう、何を書いたのか
いや、書いたときに
終わったことだったのかもしれない
すでに
血は、
アカじゃない
アカじゃなかった
血には、
言葉もない
血は、
静寂の後
硬く、硬く
まるまって
そこに、根をはる
わたし、イハンをしました
ケイヤク書に血を、落としました
わたし、の、心臓には
穴が残りました
そこには、ひとすじの風が吹いて
涼しい、気持ち
躯が、軽くなった
穴は、もう、もとにもどらなくて
けど、
その穴の形を、指でたどって
はじめて、
後悔の涙というのを流しました
生まれて、はじめて
太陽
ひかり
あたたかい
感じる
コク、ハク、
わたしは、まだ、
死んでない
わたしは、まだ、
死なない
ケイヤク書に
穴は
空いたまま
わたしは、はじめて
自分の力で
そこから
生まれたばかり
この詩が生まれたのは、昨日。
海賊船をイメージしたという店内で、詩人のZULUとケイコが詩を読むというリーディングライブを訪れたとき、お店の目玉である「肉の塊」と薄暗い店内の中、ZULUさんが「せっかくきたんだから、なんか読みなよ?!」という、なかばプレッシャーをかけられ生まれて来た詩に、読むためではなく、あらためて書き言葉として記してみました。
このごろ、若者の心に「死」の匂いが後を絶たず、消えることなく伝染して行くのを黙ってみのがしてしまうのは心苦しい。
とは言え、鬱とはとても怖いもので、いったん支配されたら自分を取り巻くすべてが呑み込まれてしまうのだ。
体験者であれば、たったひとりでも、「誰か」を救えないだろうかと、試行錯誤しながら様々な表現をしている人を、わたしは数人知っている。(詩人ZULUも、その1人)
友人を「鬱」によって失ったら、悲しい。悲しいだけじゃない、ずっと心に何かの意識がつきまとう。
この中にある「穴」も、自分で無理に埋めようとせずに、「穴」があいた人はいっぱいいる。
だから、穴のあいた、すこしポンコツな自分こそ、愛してあげようよ!
そういう祈りと、メッセージを込めて、この詩が生まれたんだと思う。
ありがとう。
決して完成度の高いものではなかったけど、伝わったと、感じてくれた人がいたので、ここにのせてみた。
ケイヤクに、
土足で横切るような
あの、工事ゲンバで
耳を、切り、落としました
血が、
このノートを濡らしました
開くと、中まで濡れて
ぐしゃっと、紙はいくつかの塊に
メモに何を書いたのか
何を残しておきたかったのか
わからなくなりました
もう、何を書いたのか
いや、書いたときに
終わったことだったのかもしれない
すでに
血は、
アカじゃない
アカじゃなかった
血には、
言葉もない
血は、
静寂の後
硬く、硬く
まるまって
そこに、根をはる
わたし、イハンをしました
ケイヤク書に血を、落としました
わたし、の、心臓には
穴が残りました
そこには、ひとすじの風が吹いて
涼しい、気持ち
躯が、軽くなった
穴は、もう、もとにもどらなくて
けど、
その穴の形を、指でたどって
はじめて、
後悔の涙というのを流しました
生まれて、はじめて
太陽
ひかり
あたたかい
感じる
コク、ハク、
わたしは、まだ、
死んでない
わたしは、まだ、
死なない
ケイヤク書に
穴は
空いたまま
わたしは、はじめて
自分の力で
そこから
生まれたばかり
この詩が生まれたのは、昨日。
海賊船をイメージしたという店内で、詩人のZULUとケイコが詩を読むというリーディングライブを訪れたとき、お店の目玉である「肉の塊」と薄暗い店内の中、ZULUさんが「せっかくきたんだから、なんか読みなよ?!」という、なかばプレッシャーをかけられ生まれて来た詩に、読むためではなく、あらためて書き言葉として記してみました。
このごろ、若者の心に「死」の匂いが後を絶たず、消えることなく伝染して行くのを黙ってみのがしてしまうのは心苦しい。
とは言え、鬱とはとても怖いもので、いったん支配されたら自分を取り巻くすべてが呑み込まれてしまうのだ。
体験者であれば、たったひとりでも、「誰か」を救えないだろうかと、試行錯誤しながら様々な表現をしている人を、わたしは数人知っている。(詩人ZULUも、その1人)
友人を「鬱」によって失ったら、悲しい。悲しいだけじゃない、ずっと心に何かの意識がつきまとう。
この中にある「穴」も、自分で無理に埋めようとせずに、「穴」があいた人はいっぱいいる。
だから、穴のあいた、すこしポンコツな自分こそ、愛してあげようよ!
そういう祈りと、メッセージを込めて、この詩が生まれたんだと思う。
ありがとう。
決して完成度の高いものではなかったけど、伝わったと、感じてくれた人がいたので、ここにのせてみた。
ランド・オブ・プレンティ★★★★★
なにも言うことがありません。
映画というものをこんなにもシンプルに素直に観せてくれる人。
映画というメディアに真摯に向かう人。ヴィム・ヴェンダース。
ずっとヴェンダース作品は観て来た。私の中ではずっと注目している数少ない監督の1人。
以前、夜中のスカパーで通りすがりに最初の何分かを見逃した作品をあらためて拝見。
ドキュメンタリー映画も撮れる彼が「ドキュメンタリーにはしたくなかった」作品ランド・オブ・プレンティ。構想、脚本、キャスティング、撮影時間すべてで約2ヶ月だったという、恐ろしいスピードで作られた。そのフットワークの軽さにも驚くが、クォリティーには度肝を抜かれる。敏腕の撮影監督、若手でエネルギーあるスタッフの力で結集したというが、監督の統率力にあっぱれと言いたい。
9.11の事件以来、さまざまな作品が映画化されてきた中、ひと味違う角度から描こうとしたところに彼のオリジナリティが活きている。
ヴェンダースは自身で「僕の作品の中で、唯一“政治的要素”の強い作品だ」と語っているけど、私の思うところ他の作品にも政治的要素は見え隠れする。彼の意識としては“正面”から向かったという意味だと捉えた。
素朴で天使のように心美しいラナはミシェル・ウィリアムズでなければならなかったし、ジョン・ディールの抑えたイカレ具合も良かった。ふたりの微妙な関係と、一目見ただけでキャラが観客にわかるという点で、せわしなく決めたキャスティングには全く見えなかった。
やはり、この監督は、真の美しさ清らかさを描き続け、押し売りせずに魅せることが極めて長けているキワモノだ。
終盤の、ラナとポールの会話はひとつひとつがとても大切に「ランド・オブ・プレンティ」の意味に向けられている。
(ネタバレはしませんので、ぜひ、観てください!Land Of Plenty)
映画というものをこんなにもシンプルに素直に観せてくれる人。
映画というメディアに真摯に向かう人。ヴィム・ヴェンダース。
ずっとヴェンダース作品は観て来た。私の中ではずっと注目している数少ない監督の1人。
以前、夜中のスカパーで通りすがりに最初の何分かを見逃した作品をあらためて拝見。
ドキュメンタリー映画も撮れる彼が「ドキュメンタリーにはしたくなかった」作品ランド・オブ・プレンティ。構想、脚本、キャスティング、撮影時間すべてで約2ヶ月だったという、恐ろしいスピードで作られた。そのフットワークの軽さにも驚くが、クォリティーには度肝を抜かれる。敏腕の撮影監督、若手でエネルギーあるスタッフの力で結集したというが、監督の統率力にあっぱれと言いたい。
9.11の事件以来、さまざまな作品が映画化されてきた中、ひと味違う角度から描こうとしたところに彼のオリジナリティが活きている。
ヴェンダースは自身で「僕の作品の中で、唯一“政治的要素”の強い作品だ」と語っているけど、私の思うところ他の作品にも政治的要素は見え隠れする。彼の意識としては“正面”から向かったという意味だと捉えた。
素朴で天使のように心美しいラナはミシェル・ウィリアムズでなければならなかったし、ジョン・ディールの抑えたイカレ具合も良かった。ふたりの微妙な関係と、一目見ただけでキャラが観客にわかるという点で、せわしなく決めたキャスティングには全く見えなかった。
やはり、この監督は、真の美しさ清らかさを描き続け、押し売りせずに魅せることが極めて長けているキワモノだ。
終盤の、ラナとポールの会話はひとつひとつがとても大切に「ランド・オブ・プレンティ」の意味に向けられている。
(ネタバレはしませんので、ぜひ、観てください!Land Of Plenty)
jeudi, mai 29, 2008
ブロークン・フラワーズ★★★★★
映画を遡ってコメント書いているのも変な話なんだけど、先の2つを書いたら「なぜ、これを書いとかないの?」って自分に気付いたので、おすすめとして書きます。
この映画の切なさったらない。ジャームッシュの久しぶりの大ヒット作。ジャームッシュ作品はデビュー作からの4作まで映画館に並ぶほど楽しみにしていたが、ある時からふと見たくなくなった。それは「ミステリー・トレイン」以降。あの作品の半端さが当時の自分には許せなかった。なんだったんだろう。今見てもいやな感じはしないのに、ジャームッシュは面白くてモダンでシュールな監督と勝手に思い込んでいたのだけれど、あれはどれにもハマらなかった。以来、がっかり来てしまってジャームッシュ離れしていたんだよね。
でもこの映画で完全にジャームッシュお帰り!って(勝手に相手を近づけさせるという高慢さ)感じだった。実にシュールでクールだった。ピル・マーレー万歳!俳優としてもう申し分無い!おもしろすぎる。なさけなさすぎる。へたれ中年を演じるなら今右に出るものはいないだろうね。タモリと同じくらい好きです。
つぎつぎに出てくる演技派大物女優たちも見物。最近ずっとミッシェル・ゴンドリーとか言い続けて来た私ですが、80年代に活躍してた監督も頑張ってるので、応援したいです。忘れていてすみませんです。はい。
インサイド・マン★★★★☆
ちょっと遡って、面白かった映画を紹介。
才能ある監督に対して★で評価するのは苦しいが、単純に「たのしめた」という目安でしかありませんのでお許しを。
決して、上から目線ではありません。
スパイク・リーの作品で特に好きなのは「Get on the Bus」、「SOS(Summer of Sam)」、「Jungle Fever」・・・と、思い起こせば90年代に光る作品が多かったように思う。なんとなく久しぶりの彼の作品だったから、やっぱりいいなぁと思ったのです。“正統派”の要素に、彼独特の香辛料が利いている。
この映画の特徴はただの「ドラマ」に終わらないところだ。あくまでも冷静なカット割り。脚本。観客の緊張感を高める目的とか、スピード感が売り物って種類の映画には仕立てられていない。
銀行強盗というとんでもない悪事が起こっているというのに、本当の「悪」ってなんだ?と観客が動揺するような作戦を監督が企てているように思った。
この映画を観て「狼たちの午後」というアル・パチーノの映画を思い出した人も少なくないと思う。スパイクも昔観たんだろうな。だけど、そのままじゃ何のひねりもないじゃない?って、遊び心が彼にはある。
銀行強盗は、良いことをするために働く「口実」だった?
そんなことで正義を貫くなんてリスクが高すぎて誰にも真似できないよ。。
爽快な映画であることは間違いない。
mercredi, mai 28, 2008
ハードエイト/4、4のぞろ目★★★★☆
名前占いとか星座占いとか・・・あんまり見ないけどときどき見たりすると昔から必ず書いてある「ギャンブル運良好」の文字。
そんなギャンブル運があるにもかかわらず、運をムダにして全くギャンブルに手を出さない私ですが、ギャンブルものの映画には結構好きなものがあります。そしてラスベガスが舞台になっている映画で面白いのもいくつかあります。ジョニー・デップ主演の映画も然り。いや、この映画はもっともっと「大人」の感覚で見られる映画です。
人生そのもののギャンブル性を実際のギャンブルと重ねて描くポール・トーマス・アンダーソン。この映画を作ったのが26歳の時。って、初監督作品で(親の七光りでコネがあっても)大先輩を操る力量は、まさに天才的!奇才!と言えるんじゃないでしょうか。。。どの評価もとてもいい作品です。
彼の描く「人生」ドラマには、いつも目を見張るものがあります。
人物の描き方の緻密さと寛容さ、なんとも言えないバランス感覚・・・絶妙です。
窮地に立った人の滑稽さや愚かさを、嫌味なくフィルムに収める。
人との関わり方に「賭」をする一人の老人の男。
台詞の1つ、動きの1つに彼の経験が滲み出る。
ま、あまり書かないでおこう。
話の筋でいけば起承転結の「転」の後・・・結局、そうなるのか?以前も、そうだったのか?おいおい。。。と、笑っちゃいけない、けど苦笑いを誘うシーンがあるんだが・・。そこから終盤にかけてがまたそっけないのに味わいがあるんだよねーぇ。
観客に「想像」させる、いわゆる観客任せの終末ではあるが、最後のだめ押しがないところ、引き際の潔さに、感嘆した。
まさに、ハードボイルド=ハードエイト。
ゾロ目が出るかどうか、その確率は低くても引くに引けない勝負時ってあるんだ。
渋くて、すごく苦い、決してカッコ良くは終わらない男の物語だった。
人生は決して「キレイ」なもんじゃない。
生き抜くのは決して簡単なもんじゃない。
逃げないで、勝負しよう。
例え確率が低かったとしても。。。
ところでまだゼア・ウィル・ビー・ブラッドは、上映してるかな。。。映画館に、観に行きたいけど。。。
そんなギャンブル運があるにもかかわらず、運をムダにして全くギャンブルに手を出さない私ですが、ギャンブルものの映画には結構好きなものがあります。そしてラスベガスが舞台になっている映画で面白いのもいくつかあります。ジョニー・デップ主演の映画も然り。いや、この映画はもっともっと「大人」の感覚で見られる映画です。
人生そのもののギャンブル性を実際のギャンブルと重ねて描くポール・トーマス・アンダーソン。この映画を作ったのが26歳の時。って、初監督作品で(親の七光りでコネがあっても)大先輩を操る力量は、まさに天才的!奇才!と言えるんじゃないでしょうか。。。どの評価もとてもいい作品です。
彼の描く「人生」ドラマには、いつも目を見張るものがあります。
人物の描き方の緻密さと寛容さ、なんとも言えないバランス感覚・・・絶妙です。
窮地に立った人の滑稽さや愚かさを、嫌味なくフィルムに収める。
人との関わり方に「賭」をする一人の老人の男。
台詞の1つ、動きの1つに彼の経験が滲み出る。
ま、あまり書かないでおこう。
話の筋でいけば起承転結の「転」の後・・・結局、そうなるのか?以前も、そうだったのか?おいおい。。。と、笑っちゃいけない、けど苦笑いを誘うシーンがあるんだが・・。そこから終盤にかけてがまたそっけないのに味わいがあるんだよねーぇ。
観客に「想像」させる、いわゆる観客任せの終末ではあるが、最後のだめ押しがないところ、引き際の潔さに、感嘆した。
まさに、ハードボイルド=ハードエイト。
ゾロ目が出るかどうか、その確率は低くても引くに引けない勝負時ってあるんだ。
渋くて、すごく苦い、決してカッコ良くは終わらない男の物語だった。
人生は決して「キレイ」なもんじゃない。
生き抜くのは決して簡単なもんじゃない。
逃げないで、勝負しよう。
例え確率が低かったとしても。。。
ところでまだゼア・ウィル・ビー・ブラッドは、上映してるかな。。。映画館に、観に行きたいけど。。。
mardi, mai 27, 2008
まだ、みどりいろ。
lundi, mai 26, 2008
ちいさな花たち
オリーブ2種(マンザニロ/ネバディロ・ブランコ)、プリべット・シルバー、夢乙女(指の先ほどの小さいバラ)、すずらん
ひとつだけ、名前の判らない花があります。紫色の小さな花で、葉が白い斑のあるものです。
どうやらバラ以外はウチには小さい花が多いみたいです。集めたら、そんなベランダになっていました。ミニバラも結構多いですが、写真の夢乙女は作者は日本人で、指のツメの大きさでほんとにかわいい小さなミニバラです。最初に花をつけたものが白だったのに、途中からピンクの花をつけました。中央が少し白みがかっています。
どれも、ちいさいのに一生懸命咲いています。目を凝らして良く見ないと、そのつくりは判りにくいのだけれど、ちいさなお花には独特の品格が感じられます。
dimanche, mai 25, 2008
ヤモリは「しあわせ」の使い
金曜夜、久しぶりの友人に会った。
1年半ぶり?
私たちにしてはずいぶん長い間会ってなかったなぁ。
彼女は、随分前、どうにも動きがとれなくなったときに、なにも言わず助けてくれた人。
同時に、俳優を夢中でやっていた頃の唯一の「ライバル」でもあった。(正しくは養成所の先生に互いに仕掛けられたのが先)
彼女の名は滝沢涼子。今もなお女優としてキャリアを着実に積んでいる。とても不思議な魅力を持った人。そして、ヨガの先生でもある。
私たちは以前から良く笑い、良く食べ、良くケンカをし、良く討論をしていた。問題となる討議の結果はどうであれ(意見があってもあわなくても)、ケンカして気まずくなってもすぐにケロッと忘れて一緒に風呂に入って背中を流しあったりした。
写真は4年くらいまえに見つけて衝動買いしたハワイアン・ジュエリーの「ヤモリ(ゲッコゥ)」のペンダントヘッド。
昨夜はそれをつけていた。
一応“金”でできてる。
金製のモノはあまり買ったことが無かったけど、一目見て気に入って、大きさも小さくてかわいかったのでお財布を見ながら検討。結局、出会いを感じてもう一度戻って買ってしまった。
それが、見合うチェーンがずっとみつからずケースに眠っていた。
一年前、ネットで見つけた大安売りのブラウン・ダイヤのプチネックレスに金のチェーンのものがあった。そして、しまわれているこのヘッドのことをを引っ張りだしたのだ。じつは、ずっと“トカゲ”だと思い込んでいた。
(当時、お店の人は確かちゃんと説明してくれていたとは思うけど・・・)
彼女はそれを見つけて「かわいい〜」と言って「ヤモリは幸福を呼ぶんだよね」と教えてくれた。あ、“ヤモリ”であることと一緒にね。ヤモリは、家に幸せをもたらす使いらしい。
こんなとき女の子同士の会話って、ほっとする。
いち早く目がはしって、気に入っているものを見つけてくれる。
ガーリーな夜のささやかなよろこび。(この際、一生“ガーリー”って言葉をつかってやる♪)
昨夜も、(私も彼女も)漠然とした「しあわせ」の話。
久しぶりの食事の間に近況を報告しながら、しあわせとの距離を確認しあった。
いまだに、互いに、そんなことを語りあっているんだけど、私は「友」には恵まれているんだろうとあらためて実感した夜だった。少なくともそれを「しあわせ」者と言える気がした。
そういえば、プーケットに行ったとき、わがコテージに小さなヤモリがいた暑い夜を思い出した。
jeudi, mai 22, 2008
meとか。herとか。(拝啓はんにゃ様)
このごろ、テレビはとってもお笑いのひとだらけ。
タレントと呼べる分野もなにか「面白い」ことができないとだめなんだな。
「面白いことができる」か、もしくは「ばか」をあからさまに出せるひと。
もしくは、「ばか」なことが出来るのに、じつは「雑学博士」みたいなひと。
俳優も昔とは変わって来た気がする。二枚目は二枚目だけではダメなんだよね。
女優も同じ。
芸能界全体がそういう傾向にあるのかなぁ。。。
だとしたら、カッコ付けてるだけのヤツで成功してるヤツは誰か??
思いつかない。
もしかして、キムタクあたり。彼はきっとスマスマなんかでコントやっても
ピーちゃん(プードル犬)はかわいこぶってて、80年代のオヤジ風でもある。
マジシャンなんかはかなりママなきがするな。。。
彼はもう、あまり服を脱がなくてもちょっと「面白い」風なことをするだけでいいことになってるんだと思う。
あーつまんない。
テレビってどんどんつまらなくなっていくんだね。
私はもともとNHK派なんだけど、コマーシャルが無いからついつい見てしまって、気がつくとトイレもご飯も忘れてるってことがあるんだよね。サイエンスものとか歴史物とか旅ものとか趣味もの。。。もう、見出したら、おもしろいこと。。。。
そう言いながら、最近になってたまたま見たお笑い番組で気になってるコンビがいる。
ああ、わたしもとうとうハマったか。
まだ、それほど露出は無いけれど、近いうちに大ブレイクを予感させる面構えだ。
それは。。。「はんにゃ」だ。
一目見たとき、何もしゃべらなかった彼に狙い撃ちされた!ツラが良すぎる=シビレる!
いや、どちらかというとひょっとこのような顔をしたまま固まっていたのを見ただけなので「かっこいいー」ってハマったわけじゃないんだけど、、、いくつかのコントを拝見、、、すると、結構二枚目だった。愕然。
こうやって、わたしはまた「結局、面食いなんだから〜」って言われるんだろうな。残念。
ここで、どうせミーハーと言われ、面食いと言われるなら、わたしの中で「いい男」というのをはっきりさせておきたいと思う。(何のため?)1位:タモリ 2位:野村萬斎 3位:ジョニー・デップ ・・・・(4位〜7位まで該当無し) 8位:阿部ちゃん、高橋克典(同点)かなぁ。なんだ、洋画をかなり観てるのに外国俳優って1人?!おかしななぁ。
で、はんにゃについては、まだまだ未知なのでわかりませんが、金田さん(相方川島さんは予想だと台本を書いてる?これからの台本、個性の開発に期待です。・・・生かすも殺すも台本ですもんねこの世界。。。バランスも◎。でもやっぱりわからないなー)はこれから人気上昇する可能性はありますね。しかし、面白さ、繊細さ、しなやかさ、頼りなさ、二枚目なのかちょっと不味いのかわからない顔であるところも◎いろいろ持ち合わせて微妙なバランスを保っているということが一番理想的なんじゃないでしょうか?!
バスター・キートンを思わせるような(褒め過ぎか?)金田さんのオーバーな表情とアクションもお気に入りです☆
応援したい!ここまでお笑いのひとを応援したいという気持ちになったことは無いんだけど。。。
久々にミーハー気分で、小学生のように笑い転げた〜♪
mardi, mai 20, 2008
詩のゆうべ
はじまって間もない頃に出演させてもらったJET ROBOTでの
リーディングでしたが、もう23回も開催していたなんて。。
久しぶりにみなさんにお会いしてなんだかとてもとても
「ほっ」として、音が耳に心地よく入ってきました。
新作を2つ。
他、「ア・ビアント じゃ、またね。」から幾つか。
新しいのはまだ出来たばかりの新鮮さもあるし、読むときは
まだ緊張感がある。
古いのは、読み慣れているけど、読むその時によって違う。
また、みなさんにお会いしたいし、読むことも書くことも
いっしょだな、それぞれダッシュの瞬間に似てる。
さて。
詩作もがんばらないとな。
=======================
ロックはいりませんか?
いつまでも変わること無く
やる気とやる気の無さと、
根性と、根性の無さと
開放感と、矛盾した世の中への不平と
はじけるつもりが、
どこにぶつけていいのか
判らずじまいで血管が浮き出る
生死をさまよい、
精子をぶちまけ
生きる喜びを死ぬことで示す
いつもいつも変わること無い
整理したい心の複雑さを
誰かに共感してもらいたくって
誰にも共感してもらわなくったって
ほんとはそんなのおかまい無しで
一人で生まれて来たとか
神の子なんじゃないかって
思いつらぬく
それでも、乗らずにはいられない
弾かずにはいられない
なりふり構わず、ファッションとスタイルと
意思の継続の危うい魂の
身体を抜けでた
あれを、
あれを、
「もしかして無関心?」
「せめて、感じてみよう?」
「ん?」
ウーーーーー
ロック、ロック
ロックはいりませんか?
辛くて、甘くて、ときどき苦い
ロック、ロックは
好きですか?
リーディングでしたが、もう23回も開催していたなんて。。
久しぶりにみなさんにお会いしてなんだかとてもとても
「ほっ」として、音が耳に心地よく入ってきました。
新作を2つ。
他、「ア・ビアント じゃ、またね。」から幾つか。
新しいのはまだ出来たばかりの新鮮さもあるし、読むときは
まだ緊張感がある。
古いのは、読み慣れているけど、読むその時によって違う。
また、みなさんにお会いしたいし、読むことも書くことも
いっしょだな、それぞれダッシュの瞬間に似てる。
さて。
詩作もがんばらないとな。
=======================
ロックはいりませんか?
いつまでも変わること無く
やる気とやる気の無さと、
根性と、根性の無さと
開放感と、矛盾した世の中への不平と
はじけるつもりが、
どこにぶつけていいのか
判らずじまいで血管が浮き出る
生死をさまよい、
精子をぶちまけ
生きる喜びを死ぬことで示す
いつもいつも変わること無い
整理したい心の複雑さを
誰かに共感してもらいたくって
誰にも共感してもらわなくったって
ほんとはそんなのおかまい無しで
一人で生まれて来たとか
神の子なんじゃないかって
思いつらぬく
それでも、乗らずにはいられない
弾かずにはいられない
なりふり構わず、ファッションとスタイルと
意思の継続の危うい魂の
身体を抜けでた
あれを、
あれを、
「もしかして無関心?」
「せめて、感じてみよう?」
「ん?」
ウーーーーー
ロック、ロック
ロックはいりませんか?
辛くて、甘くて、ときどき苦い
ロック、ロックは
好きですか?
mercredi, mai 14, 2008
★「JET POET vol.23 」〜即興の音楽と詩の朗読の宴〜★
予告はしておりましたが、詳細がわかったのであらためて...
(ご連絡くださった方、ありがとうございます!)
当日、会場にてお待ち申し上げております♪
===========================
5月19日(月)@原宿JETROBOT
http://www.jetrobot.com/live_cafe_jetrobot/main.html
原宿駅 竹下口から約30秒
JET ROBOT 東京都渋谷区神宮前1-19-11(原宿アッシュビル1F)
OPEN 20:00 START 20:30
Charge: 1500円+1ドリンクオーダー(500円〜)
出演
朗読:
・後藤理絵
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=79617
http://de-rie-n.blogspot.com/
・ケイコ
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=780880
http://kotobatokoeto.seesaa.net/
・tak
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2516103
http://ameblo.jp/inakajikan
・ZULU
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2861855
http://blog.goo.ne.jp/zulu19660509
演奏:
・Aimax (g)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=938888
http://www.myspace.com/akiraishiyama
・ひら (cajon, percussion)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3028025
・浅野廣太郎 (baritone sax)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=7372281
http://www.myspace.com/koutarouasano
・小西徹郎 (tp)
http://www1.odn.ne.jp/birdsound/
http://www.myspace.com/tetsuroh
・小池実 (b)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3556540
http://www.myspace.com/dummymk
※出演者は都合により変更になる場合があります。
(ご連絡くださった方、ありがとうございます!)
当日、会場にてお待ち申し上げております♪
===========================
5月19日(月)@原宿JETROBOT
http://www.jetrobot.com/live_cafe_jetrobot/main.html
原宿駅 竹下口から約30秒
JET ROBOT 東京都渋谷区神宮前1-19-11(原宿アッシュビル1F)
OPEN 20:00 START 20:30
Charge: 1500円+1ドリンクオーダー(500円〜)
出演
朗読:
・後藤理絵
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=79617
http://de-rie-n.blogspot.com/
・ケイコ
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=780880
http://kotobatokoeto.seesaa.net/
・tak
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2516103
http://ameblo.jp/inakajikan
・ZULU
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2861855
http://blog.goo.ne.jp/zulu19660509
演奏:
・Aimax (g)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=938888
http://www.myspace.com/akiraishiyama
・ひら (cajon, percussion)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3028025
・浅野廣太郎 (baritone sax)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=7372281
http://www.myspace.com/koutarouasano
・小西徹郎 (tp)
http://www1.odn.ne.jp/birdsound/
http://www.myspace.com/tetsuroh
・小池実 (b)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3556540
http://www.myspace.com/dummymk
※出演者は都合により変更になる場合があります。
dimanche, avril 20, 2008
濡れた時間
濡れた時間
目をつむったまま
濡れた髪で駈けぬける
薔薇とすみれと水仙の
妖しく咲き競う森
白いうさぎは濡れている
わたしはくだらない会話を
するために彼の後をついて
いたずらをたくらんで
一週間先まわり
そんなに急がなくても
雨はまだ止まないと
教えてあげる
ーーーー
最近、雨が多いですねー。まだ梅雨にはなってないけど。
なんかへんな事件、事故も多いですね。。。
世の中からバターも無くなるし。。。
牛さん、いつもありがとう。生き伸びてます、私たち。
自然には感謝。今日はベランダの野菜をお皿の上に載せました。
目をつむったまま
濡れた髪で駈けぬける
薔薇とすみれと水仙の
妖しく咲き競う森
白いうさぎは濡れている
わたしはくだらない会話を
するために彼の後をついて
いたずらをたくらんで
一週間先まわり
そんなに急がなくても
雨はまだ止まないと
教えてあげる
ーーーー
最近、雨が多いですねー。まだ梅雨にはなってないけど。
なんかへんな事件、事故も多いですね。。。
世の中からバターも無くなるし。。。
牛さん、いつもありがとう。生き伸びてます、私たち。
自然には感謝。今日はベランダの野菜をお皿の上に載せました。
jeudi, avril 17, 2008
雨からの手紙

「きみは、
おぼえているだろうか」
晴れの日は、背中のぬくもり
雨の日の、お揃いの長靴
体温と空気中の温度の間に
湿り気のあるもっとも輝いた瞬間を
皮膜を剥ぐように
いま、ゆっくりと確かめているよ
「あした、
晴れるだろうか」
車輪のはがれるアスファルトの音楽
それは雨からのやさしく誠実な調べ
ポストは遠くて
傘をさしても、この封筒は濡れっぱなし
郵便の赤い自転車が
ジリリン、目の前のカドを通り過ぎる
やっと辿り着いた郵便局では
「重量オーバーです」
涙を含んだ重さを、すこしあきれ気味に
たやすく、簡単に
これ見よがしに、計ってみせた
「あしたも、
雨だろうか」
投函したばかりなのに
きみの返事を待っている
雨のせいで、少し長くなった首が痛い
Photo:なにかと話題の中国は北京での風景。
早朝に、煉炭を運んでいるおじさんたち。
近くはオリンピックのために舗装や工事が盛んなのに
とてもちぐはくな風景でした。
詩には関係ないけど「自転車つながり」のカット。
☆画像クリックで見やすくなります。
samedi, février 16, 2008
レース編みと着物
mercredi, janvier 09, 2008
ありがとう。辛さが目に沁みる。。。
「実は、年明け4日から出かけてないんだ・・・」
そんなことをメールに書いてしまい、心配をかけてしまった。
仕事が終わって友が最寄り駅まで来てくれた。
それまでは出かける気分じゃなかったし、特に外に用事もなかった。
ニュースが気になって仕方なく、そこいらのネットの書き込みも気になった。
「ほどほどにしなよ」と家族に言われる。
ビョーキ?!
麻痺してくる感覚。イタさも、甘さも、ちゃんと感じていたい。
外の世界を知らないということは、本当に恐ろしいことである。
「ラストエンペラー」「マリーアントワネット」「さくらん」
家の人が久々にビデオを借りて来たと思ったら、すべては世間を知らない隔離された世界で生きていた人たちのおはなし。
ムゴい。ハッピーエンドなのは最後のひとつだけ。
それでも、いいところで終わってるけど、その後が大変そうなんだよね。
それはそうと、友達の顔が見られて、心の底からほっとした。
今日こそは、ちゃんと寝よう。
年末から吹き出物のような湿疹が、まだ出来続けている。
あ、しまった。。。辛いもの食べたんだ。。。
写真はティーヌンで頂いた、年始の品2点(ストラップ、トムヤム味のプリッツ?)。

そんなことをメールに書いてしまい、心配をかけてしまった。
仕事が終わって友が最寄り駅まで来てくれた。
それまでは出かける気分じゃなかったし、特に外に用事もなかった。
ニュースが気になって仕方なく、そこいらのネットの書き込みも気になった。
「ほどほどにしなよ」と家族に言われる。
ビョーキ?!
麻痺してくる感覚。イタさも、甘さも、ちゃんと感じていたい。
外の世界を知らないということは、本当に恐ろしいことである。
「ラストエンペラー」「マリーアントワネット」「さくらん」
家の人が久々にビデオを借りて来たと思ったら、すべては世間を知らない隔離された世界で生きていた人たちのおはなし。
ムゴい。ハッピーエンドなのは最後のひとつだけ。
それでも、いいところで終わってるけど、その後が大変そうなんだよね。
それはそうと、友達の顔が見られて、心の底からほっとした。
今日こそは、ちゃんと寝よう。
年末から吹き出物のような湿疹が、まだ出来続けている。
あ、しまった。。。辛いもの食べたんだ。。。
写真はティーヌンで頂いた、年始の品2点(ストラップ、トムヤム味のプリッツ?)。

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