lundi, octobre 01, 2012

光がおしえてくれること(2)

(つづき)

「光の花束」の初稿は大阪に住まわれている作曲家山岸徹さんにお渡ししたとき、
行数や言葉の音数を合わせていませんでした。

仕事の山と、プライベートのなかでの葛藤から、わたしの深層では「はばたきたい」と
いう欲求があった時期だったのかもしれません。

初稿は、もう少し大人びた、そして「影」を感じる作品になっていました。それはメリハリを出すために故意にそうしたのではあったけれど…。
「やりなおしはいつでもできる」という言葉を、いつも自分のなかで唱えていた頃でもありました。
これを書いた頃、世の中では若い自殺者のニュースが次々と報道されていた
記憶もあります。

詩のなかでも、「合唱曲」という意識的な創作において、わたしは歌うであろう若い人たちがこの言葉に突き動かされる自分のなかの「生きる力」を
もっともっと強く感じられる曲にしたいと、願うようになりました。

「光」「希望」「羽」「翼」「大きく」「スタート」などの言葉を織り込みつつも
躍動するエネルギーが感じられるよう、意識しました。

当時のわたしは、あまり明るい生活を送っていなかったように思います。

しあわせというのは、だれもかれもその場よりさらに「しあわせ」を感じられるように仕組まれています。
それが生きるエネルギーでもある。

例えば、食べ物が豊富で、生活に困らない食物や衣服が買えて・・・。

決して不自由をしていたわけではないけれど、物質的なものだけではない、
大切な何かを追い求めていたような気がします。

あなたにとって「特別」なものはなん(だれ)ですか?
あなたにとって「しあわせ」はなんですか?
あなたにとって「大切なもの(ひと)」はなん(だれ)ですか?

今でも、これらは常に「自分への問い」になっています。




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Regina/sc.・ゴトウリエ★ライブ情報

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