jeudi, mai 31, 2007

大山蓮華(もくれん科)


オオヤマレンゲはもくれんの仲間。

この苗は、先日の薔薇の祭典で手に入れた戦利品です。

薔薇の苗、バロン・ジロー・ドゥ・ランを手に入れようと勇んでいたわけですが、ひとつとしてその苗はみつからなかったので、他の(例えば紫系の薔薇)苗を購入しようと人の流れにまかれていたところをおじさんに声かけられ(最後の一個だから)安くするというので買いました。日本の庭園にありそうな、超古典的葉っぱをつけ、たまごのようなつるんとした蕾をいくつか備え、ひとつだけ、それも俯きがちに花を咲かせていました。

薔薇だらけの園に、なにやら不思議なやさしい佇まいのその花を、なぜか即買い。。。(あれ?バロンとか、フランスの名前のついた薔薇は?・・・)

というわけで、わが家にやってきたオオヤマレンゲ。なぜか縁あって、到着して一週間でつぎつぎにたまごの蕾から美しい白い花をつけ、さわやかな香りまで楽しませてくれました。


薔薇は、花を摘んであげないと次の花が咲かない。
またハナガラを鉢の中に残してはいけないということで、
毎日その様子をうかがっては、花を切り部屋に置いたりしているのが習慣となっている毎日。

先日、そのいきおいで、思わずオオヤマレンゲの花をちょき、ちょき・・・あ?!
もしかして、オオヤマレンゲは実をつけるのでは__
と、ひとつの萎れた花を残し、ネットを検索・・・
しらべてみると、オオヤマレンゲは幻の花を咲かせる、とか、茶室や生け花、寺院の庭に植えられるものらしく「実」をつけるっぽいことがちらりと書いてありました。
でも、詳しいことがほとんど明記されているところはなくて、生態がいまひとつわかりません。
わかっていることは、薔薇のように剪定が必要なく、香りが強い。山に根を張るために冬の寒さに耐え得ること。
またシーボルトがその英名に関係しているということ。。。らしいです。

それはそうと、日本の花は美しいんですね。
ほんとに、うっとりという言葉がぴったり。存在感がすばらしいです。
薔薇はたしかに種類があって楽しいのですが、オオヤマレンゲには、独特の野生の気品のようなものがある気がします。

しばらく薔薇にハマっていましたが、オオヤマレンゲの影響で少し変わりました。
先日は、睡蓮を買ったので、平らなポットに浮かべてみたいとおもいます。
次は、めざせビオトープです。

そして、父の日のプレゼントも。。。(届く頃にまたアップします。)

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