この言葉はとても切ない。
ある時期に少し遠くに旅をしていたときのことを思い出した。
その旅先であった人たちと「またね」と言い合った。
しかし、いまだにあっていない人が何人も・・・いる。
2006年に出版した「ア・ビアント じゃ、またね。」という詩集から7年の月日が経とうとしている。
そもそも、そんな思いを7年前の詩集を制作しているときに収めたいとこんな書名にしたのだった。
詩集に対しての恥ずかしさより、今はもう、随分と違う場所にいるような気がしてくる。
それよりも「またね」という言葉は月日を経、大きな出来事が起きてしまってからというもの、さらに意味の深さや重さをともなうものとなった。
あの朝、いつもと変わらない顔で声をかけあって・・・家族や友人たちは互いに「おはよう」「いってきまーす」などと交して・・・大体の人が、“すぐにまたあえる”だろう、と、他愛の無い会話をしていたのではないかと想像する。
・・・3月が来るのが恐ろしくてならなかった。
12月は新しい年が目のまえだというのに、忙しさと寒さと、恐怖に震えていた。
もっと震えている人がいることを想像すると、自分を責めて、消えてしまいたくもなった(もちろんそんなことはしない)。
2012年夏の終わりに、山口県宇部市の“草の実少年少女合唱団”が、(わたしが8年前に作詞した)「光の花束」という曲を天使のような声で初めて公開された合唱を聴かせてもらった。
心が洗われたと同時に、まるでわたしがずっと以前に書いたものとは思えない、今こそみんなに歌ってほしい歌詞だったんだなあと、自分でも驚いてしまった。客観的に聴けたことがうれしかった。
誰かに届いたらいいのに・・・透明な声の美しさにハッとに気づかされたような感覚だった。
だからそのとき、わたしは自分に対して(心のなかで)いくつかの“小さな約束”をした。
“つぎという機会がいつでも訪れるわけではない”のだということも・・・。
なんだか目に見えない啓示みたいなものが漠然と目の前に現れたようだった。
その後、2012年の後半は新しい挑戦をさせていただいたように思う。
Regina〈砂猫女王〉としてラップビートにのっての曲作りもそのうちの一つだった。
「詩人の聲」での肉声1時間の舞台もその一つだった。
そして前々から好きだったライブハウスに立ったり、他ジャンルの人やヒップホップの方々と交じってパフォーマンスしたりという機会に恵まれた。
そうやって髪がなびくような緩やかな風がやってきて、わたしはそれを髪の乱れないように風の拭いてくる方に顔をまっすぐに向けながら立って、柔らかな向かい風に向かって歩いくようにしていた。
けれど風は一定には吹かない。ときにどんな風がやってくるのかわからない。
日常では辛酸と苦味を交互に味わうことも多かった。
2012年の後半、外からのギャップと内側に巻き起こることの差に悩まされた(苦笑)。
そうしながらも、わたしは自分で風を起こしたいとうずうずしていたのかもしれない。
2013年の鐘の鳴るまえに、話は一つやってきて、その流れでもう一つを自ら好きな場所にコンタクトをとって日程を決めた。
それが「ヒポクラテスの純情」「ZOZO-ism」。
ロックな魂が叫ぼうとしているその寸前の空気が好きだ。
叫んでしまったあとではなかなかその気持悪さを思い出せないものだ。
二つの場所は、「わたし」が生まれた場所と中継地であった。
まずはここから・・・そんな気持ちだ。
すぐに声をかけたいと思った人がいた。
今回はイシダユーリ、ぬくみりゑ、青木研治だった。 ※敬称略
特に女流詩人を意識した。
わたしからはこう見えていた二人。女性であって自分のなかの「女性性」と激しくそして時間をかけて闘っている美しい人。好みの「発声」で、好みの「言葉の繋ぎ」を展開している人。
イシダユーリの小さな爆発を重ね、交差させて行く、その爆発のテンポに心地よさを覚えていく。しっかりした発語と音程の良さ。最初のイベントのトップバッターをお願いした。
ぬくみりゑの透明感と微妙なイントネーションの違和感でもたらす世界は彼女にしか出せない。書いているテキストの重さと声が同じ温度で“ゆらぎ”を発生している。このゆらぎもまた、夜の帳が降りる頃に読んでもらいたいとお願いした。
青木研治は、以前ある人と出会ったときに一番最初に聞いた名前だった。
わたしにとっては“得たいの知れない”怪人のようでありながら、不思議と親しみを覚える人。
それでもまだ得たいの知れなさをずっと感じさせてくれて、どのパフォーマンスを観ても身近なテーマなのになぜか遠くに見えてしまうのだった。その不思議な浮世離れした人をお家呼んだら何をしてくれるのだろう。電話で話したとき、やっぱりこの人にお願いして良かったと後から思うことになったのだが・・・(笑)。
サプライズだったのは今村知晃。
(声を掛けたかった人のうちのひとりだったのだけれど、まさかご夫婦で?ということでわたしが野暮になるのでやめていたところ・・・数日前に連絡が入ったのだった。
とってもとっても驚いたし、すごく嬉しかった。)
それと、ちょこっとレポすると二人の掛け合いは最高だった。揮発性の毒物みたいだった(笑)!
わたしは自分のブログでは身近なところで「詩」を書いている方への感想をあまり書かない。
それを書くことによって、誤解を招くことを恐れているのかもしれない。
本人に“直接”伝えたほうがいいと思っているからかもしれない。
そしてなによりも、本人に届く言葉のほうが“リスペクト”になるとも思っている。
(リポートはYoutubeとともに多少記載すると思いますがw)
二つのイベントでは詩以外の要素が必要不可欠だった。
言葉は音楽である。
そこも、わたしが思い続けているところだ。
胎動というジャンルレスのイベントでkajaを見た。魅せられた。
言葉と音を同時に奏でる楽器(Human Beat Box)そのものだった。彼に一目惚れした。
こんな人を言葉の人のあいだに突っ込んでみたい!そう思った。
マサキオンザマイクと曲作りをしてのライブで再会したFizzは、二年前とは全く違う顔を魅せた。
制作したばかりのアルバム“血ノ出ナイボクシング”で圧倒的なポエトリーラップを炸裂させている。
栃木県足利市という町はわたしの家族が出会った場所だ。
(なぜなら家族全員別の土地からやってきて“足利”にたどりついたから)
レペゼン足利。
足利出身であることを誇らしい気持ちにさせてくれるかっこいい弾き語りユニットを呼んだ。
ライブの回数が尋常じゃないから成長も目覚ましい。追いつけないほどに。。
てあしくちびる。ギター&ボーカルの河内伴理とヴァイオリン&ボーカルの土谷多佳子。
追記だが、故郷栃木県も甚大でなかったとはいえ、いまだに震災・震災後の被害のある場所であって、それを少しでも支援していきたい気持ちがある。大きなことは何も出来ないが、僅かなことを永く、し続けていけたらと思っている。
ファンタスタスとホセ&トンチャイというユニット、またソロでも活躍する尾林星。
飄々としたキャラクターと色香漂う唄い方。それらをミックスして弾き語りをする人。
全く知らなかったのだが、たまたまこのイベントの前の週が“ファンタスタス活動休止”のラストライブだった。
それから何よりもこの空間の個性あるパフォーマーの間に、さりげない粘着力でもって繋ぎとめてくれた二人。DJ春井(環二)と低い跳び箱ならとべる(福原冠)だ。
春井環二はすでに活躍している脚本家であり、彼はポエトリーに深く関っている人物。
言葉と音の間を行ったり来たりしている旅人だ。この人にまず最初のイベントをお願いした。
「ヒポクラテスの純情」ではダイナミックな音楽を原宿から高田馬場に移動したライブカフェ・JETROBOTに響かせてもらった。
福原冠は、今活躍する若手の人気劇団(ロロ、範宙遊泳など)で客演する俳優であり、ビルヂングなどでダンサーとしても活躍している人物。リエゾンという部屋のような場所をさらに居心地の良い空間へと誘ってくれた。彼にオファーする少し前、じつは4月の彼の主催での出演依頼を受けていた。公演中の“悪い芝居”大阪、新潟、東京の丁度境目の貴重な時間をZOZOにくれた。
今回のこの二ヶ月に渡る旅に、ご協力(ご出演、ご来場、宿を提供して)くださった方々に
深く、深く感謝しております。
すてきな時間をいっしょにつくってくれたこと、
ほんとにほんとに、ほんとーうに、うれしかった!!
また、ふいに(思いついたとき)
どなたかにお声がけすると思います。
またね。
=====つぎは渋谷です============
またすてきな人たちと一緒に立ちます!遊びに来てねっ
「SLIDER SLIDER vol.1」
2013年3月18日(月)
@渋谷 ラストワルツ
開場18:30 開演19:00
全席自由 ご予約 ¥2,000 当日¥2,500(税込み ドリンク別)
【出演】
後藤理絵
analog set
スズキリウイチ南場朝海
半バナナ(ミックスナッツハウス)
mardi, mars 12, 2013
jeudi, mars 07, 2013
【3月9日(土)】「Dis-le! Dis-le!」からの「ZOZO-ism」。
いかされている人たちに
いかした人は一人もいない
いかれてしまった人たちは
いけずに人にひかれてる
いかした人は一人もいない
いかれてしまった人たちは
いけずに人にひかれてる
誰にも相談できない悩みは
誰でもひとつくらいある
誰でもひとつくらいある
誰かに聞いてほしい悩みは
誰にでも話せるただの愚痴
誰にでも話せるただの愚痴
あなただけに
知ってほしい秘密を
話す勇気がありません
知ってほしい秘密を
話す勇気がありません
あなたが秘密を
打ち明けてくれないのは
僕が僕が僕が
疑われているから?
打ち明けてくれないのは
僕が僕が僕が
疑われているから?
――青木研治「DUB OH YEAH!」から一部抜粋
================
砂猫企画、第二段となります「ZOZO‐ism」は、
一弾の「ヒポクラテスの純情」とは違った趣で企画しました。
二月・・・三月・・・。
暖かくなるのが待ち遠しい!
太陽の暖かさもつかの間、なごり雪や風花、ときには強い風が吹いたり…。
三寒四温。身体の中心もどこか落ち着かない。
何よりも、この企画を二ヶ月続けてやろうと思ったきっかけは、
「二年前の大きな出来事を忘れたくない」というところにあるのでした。
これは、出演者の皆さまのどなたにも言っておりませんことでしたが、
この時期に寒々とした気持ちで、無力の自分を呪うのではなく、
「何かをせねば」という決起と、誰かとその時間を共有したいという気持ち
だったのです。
カフェ・リエゾンは、uraocb との共同の企画で「Dis-le! Dis-le!」をさせて
頂いた貴重な場所ですが、震災の寸前にも二人で企画をさせていただきました。
だからこそ、大震災の日の付近を取らせていただいたのです。
いろいろな誤解を生むのもあり、特にこの「ZOZO‐ism」については
看板としては掲げませんでしたが、自分も故郷のほうでいまだに解決せず
放置された地方のひとりとして、微力でありながらも祈りを込めてパーティを
催します。出来る限り一人でも多くの方と言葉を交わせたら嬉しいと思っております。
ぜひ、お越しください。
温もりあるカフェ・リエゾンにてお待ちしております。
==========〈ライブ情報〉============
砂猫企画3月9日(土)
【ZOZO-ism】
@渋谷カフェ・リエゾン

時間:18:30(open18:00)
料金:2000円(1500+1D)
D J :低い跳び箱ならとべる
出演: ぬくみりゑ(詩人)
尾林星(ギター弾き語り)
from「ファンタスタス」「ホセ&トンチャイ」
青木研治(詩人)
後藤理絵(詩人/主催)
lundi, mars 04, 2013
3月9日(土)@リエゾン★「目覚めたとき、が、眠るとき」
「目覚めたとき、が、眠るとき」 words・R.G.
★----------(part1)
La musique
Dansez
Allons-y
(ラ・ミュジック ドンセ アロンズィ!)
Allons-y
(ラ・ミュジック ドンセ アロンズィ!)
La musique
Dansez
Allons-y
Allonzo
(ラ・ミュジック ドンセ アロンズィ アロンゾ!)
(ラ・ミュジック ドンセ アロンズィ アロンゾ!)
「ターミナル、巡る、ターミナル、巡る・・・」
スタートすると同時に鳴り響く
音。音。音。音。音。・・・
踊る
踊れ!
脳、のなか、メリー/ゴー/ラウンド
ゴー/アラウンド
逝く、往く、行く、巡る・・・永遠に、永遠に
「ささやきながら、やってくる天使」
耳元に羽音のノイズ
耳をかすことは、ない
たとえ、糸切りばさみで舌を貫かれても
甘い密には、舌を延ばす
体液のなかの愛
染色体のなかの核
破裂する
破壊する
堕落する
絶頂へのダイブ
蜜は致死量寸前まで
その「クチ」に含ませる
遺書を枕元に置いて
眠れない日々を克服する
「早期発見、よかったですね。
蝕まれるところでした」
どうして「悪」だといえる?
あたかもそれは悪いものであるかのように
躯のなかの潮は、凪となり
やがて「悪」が消え失せる
★----------(part2)
La musique
Dansez
Allons-y
La musique
Dansez
Allons-y
Allonzo
「白昼夢、舐める、白昼夢、舐める・・・」
夢想家たちの小節は果てしない
夢。夢。夢。夢。夢。・・・
信じる
信ぜよ!
脳、のなか、デイ/ドリーム/ビリーバー
デイ/ドリーム
駈ける、架ける、賭ける、巡る・・・リピート、リピート
「果てた、と思うと、はじまる愛撫」
心躍らない夜には
醒めない躯を
乾くシーツの間に挟んだり擦ったりして
氷になったyou-me(ユメ)のことをおもう
体液のなかの愛
染色体のなかの核
破裂する
破壊する
堕落する
絶頂へのダイブ
おもちゃの兵隊が大勢
わたしの躯の上を横切る
けど、わたしは逝かない
わたしの躯は、熱すぎる
きみの躯は、冷たすぎる
擦り合せれば丁度いい
室温、湿度、潮の匂い
吹き出すと同時にオタマジャクシになって
譜面に張り付いた
立体のまま乾いていく
La musique
Dansez
Allons-y
La musique
Dansez
Allons-y
Allonzo
「果てた、と思うと、はじまる愛撫」
きみの躯の冷たさ
を思い出す
びしょ濡れシーツの真ん中でバタフライする
クチビルの間で氷を溶かしてあげよう
都会のなかの熱帯の
ウナゾコ(海底)
そこで
あそこで
あの場所を
弄りあって、
探りアテタイ
絶頂へのダイブ
絶頂へのダイブ
絶頂へのダイブ
絶頂へのダイブ
行こう!
絶頂に
絶頂・・・絶頂・・・
を、超える
ダイブ!
----------words・R.G. / for the Masaki's beat-vol.1
2012.08.14 -------
![]() | |
満ち潮になると孤島になるモン・サン=ミシェル「聖ミカエルの山」(冒頭の写真)。 その山頂付近にある教会の“大天使ミカエル”像。 大天使ミシェル(ミカエル)は悪魔(サタン)に剣を振り上げている。 詳細不明だが、このミシェルが闘っている相手は 「自分自身」なのではないかと思ってしまう。 |
マサキオンザマイクが最初にわたしに届けてくれたビートに並べた言葉を
ここに初めて公開してみた。
誰もが生まれかわれるための呪文と思ってくれたらうれしい。
何度も、何度も、懲りずに立ち向かうこと。
自分が信じたものに向き合っていれば、いつ何時壊れかかっても、
「自分」を呼び戻すことが出来る。それをこの詩にのせたかった。
紛れも無く、自分に向けたエールでもある。
そして新しいものを目の前にしての「感謝」の気持ちでもある。
ここでいう「眠り」は不眠症のときに書いたせいだが、単純に「夢」を連想して書いた。
それは未来に描く「夢」と、夜見る「夢」とのセット。
要するに、新しい世界へ向かうための応援歌とも言える。
新しいことへ向かう勇気は、いつでもだれにでも必要だから、
その一歩を深呼吸したり、ふわりとした気持ちで、
そして良い意味で裏切りながら進んでいけたらいいのではないか
・・・というような。
そんなことを本気で、思う。
きっとチカラの加減がわからなくて、
不眠症に陥ったり過呼吸になったりしたのだと思う。
いま思うことは「できるだけバランスをとって、いろいろな栄養を摂る」
ということだ。
一概に「個性」というが、実際にそれを履き違えてしまうことが多い。
面白い、人目につく、奇異なだけでは個性とは言えない。
【ZOZO-ism】は、「自己」と向き合ってきた人にこそ体験して欲しいという単なる主張に過ぎない。
難しいことはいらない。
体験するだけで明日からすることがわかる事も人にはある。
飾った言葉だけでは、何も届かない。
等身大で突き刺さる言葉を、待ち望んでいる。
わたし自身がそうであるから、体験して欲しいだけだ。
その言葉たちと、凛々しくもほろ苦く、そして深い味わいを。。。
==========〈ライブ情報〉============
砂猫企画3月9日(土)
【ZOZO-ism】
@渋谷カフェ・リエゾン

時間:18:30(open18:00)
料金:2000円(1500+1D)
D J :低い跳び箱ならとべる
出演: ぬくみりゑ(詩人)
尾林星(ギター弾き語り)
from「ファンタスタス」「ホセ&トンチャイ」
青木研治(詩人)
後藤理絵(詩人/主催)
jeudi, février 28, 2013
「愛」の訳しかた
生徒が "I love you."を「我、きみを愛す」と訳し、
夏目先生は「月が綺麗ですね」でいい、それで充分伝わる。
・・・と、いったそうな。。(ほんとかどうかわからないが)
それで、果たして相手に「愛」が伝わるのだろうか。
「愛」はかたちない。
変容する。
また、時代によって変遷するもの。。
・・・なのでしょうか。
だから古い時代に訳された「I LOVE YOU」がどんな訳され方をしていようとそれはおかしくはないことなのだろうけど、そこには時代とは関係ない「人」の思い込みが大いに反映されているらしいことを思う。オンラインで繋がった遠くの人とのやり取りのなかで、それが引っかかっているというコメントに激しく同意した。
これは恋人同士であっても、友達同士であっても、家族であっても、訳し方が違えばその関係が危うくなることと同義に思えてきた。
ある人を愛して、そしていまもその愛は信じているけれど、
いまその人と繋がれないということはその「訳」の違いが
あるからかもしれないと思った。
今日、「りえちゃんは相手を考えすぎて親身になりすぎる。近くに寄せて考えすぎるから、(それがいいところでもあるけど)心配しすぎも良くないよ。大丈夫(云々)・・・」(と、言われ、そうかそれで失敗することが多いのだなと)納得をしたところ、心配は心配を呼んで心の体力を落とすから、やっぱり、もうやめようと心のなかで反芻した。
実際にそうなって大いに反省したこともある。
もう二度とそんな思いをしたくはない。
そして、相手にもそうなって欲しくない。
どんなに相手に“重さ”をもたらすか、と思うとただ申し訳ない気持ちにもなる。
そのときのわたしはそうやって「愛」を重く受け止めていたのかもしれない。
だから、そこから変わったのだと思う。変われたのだと思う。
「愛」は、変容する。
これから先に思うことや、考えることや、行動することは、おそらくそうではなくなるんだろう。
なぜか、このごろのわたしの躯からはいろいろなものが剥げ落ちていって、
それが蝉や蛇みたいに、気持ちよく脱げて行く・・・そんな感覚。
「愛」の訳しかたが、わたしのなかで大きく変わったのかもしれない。
目の前に愛する対象が居なくても、手が届かなくても同じように「愛」を見つめ、
落ち着いて考えることができるような、そんなひき潮の凪のなかに立っている感覚。
ほんとうに「愛した」という実感のあるものだけが訳せる愛も、あるのではないだろうか。
「月が綺麗ですね」と、漱石さんに教えられたとおりに言わないけれど、
その距離感と解釈は、今のわたしならできるような気がしている。
==========〈ライブ情報〉============
砂猫企画3月9日(土)
【ZOZO-ism】
@渋谷カフェ・リエゾン

時間:18:30(open18:00)
料金:2000円(1500+1D)
D J :低い跳び箱ならとべる
出演: ぬくみりゑ(詩人)
尾林星(ギター弾き語り)
from「ファンタスタス」「ホセ&トンチャイ」
青木研治(詩人)
後藤理絵(詩人/主催)
夏目先生は「月が綺麗ですね」でいい、それで充分伝わる。
・・・と、いったそうな。。(ほんとかどうかわからないが)
それで、果たして相手に「愛」が伝わるのだろうか。
「愛」はかたちない。
![]() |
夏目漱石(出典:ウィキメディア・コモンズ) |
変容する。
また、時代によって変遷するもの。。
・・・なのでしょうか。
だから古い時代に訳された「I LOVE YOU」がどんな訳され方をしていようとそれはおかしくはないことなのだろうけど、そこには時代とは関係ない「人」の思い込みが大いに反映されているらしいことを思う。オンラインで繋がった遠くの人とのやり取りのなかで、それが引っかかっているというコメントに激しく同意した。
これは恋人同士であっても、友達同士であっても、家族であっても、訳し方が違えばその関係が危うくなることと同義に思えてきた。
ある人を愛して、そしていまもその愛は信じているけれど、
いまその人と繋がれないということはその「訳」の違いが
あるからかもしれないと思った。
今日、「りえちゃんは相手を考えすぎて親身になりすぎる。近くに寄せて考えすぎるから、(それがいいところでもあるけど)心配しすぎも良くないよ。大丈夫(云々)・・・」(と、言われ、そうかそれで失敗することが多いのだなと)納得をしたところ、心配は心配を呼んで心の体力を落とすから、やっぱり、もうやめようと心のなかで反芻した。
実際にそうなって大いに反省したこともある。
もう二度とそんな思いをしたくはない。
そして、相手にもそうなって欲しくない。
どんなに相手に“重さ”をもたらすか、と思うとただ申し訳ない気持ちにもなる。
そのときのわたしはそうやって「愛」を重く受け止めていたのかもしれない。
だから、そこから変わったのだと思う。変われたのだと思う。
「愛」は、変容する。
これから先に思うことや、考えることや、行動することは、おそらくそうではなくなるんだろう。
なぜか、このごろのわたしの躯からはいろいろなものが剥げ落ちていって、
それが蝉や蛇みたいに、気持ちよく脱げて行く・・・そんな感覚。
「愛」の訳しかたが、わたしのなかで大きく変わったのかもしれない。
目の前に愛する対象が居なくても、手が届かなくても同じように「愛」を見つめ、
落ち着いて考えることができるような、そんなひき潮の凪のなかに立っている感覚。
ほんとうに「愛した」という実感のあるものだけが訳せる愛も、あるのではないだろうか。
「月が綺麗ですね」と、漱石さんに教えられたとおりに言わないけれど、
その距離感と解釈は、今のわたしならできるような気がしている。
==========〈ライブ情報〉============
砂猫企画3月9日(土)
【ZOZO-ism】
@渋谷カフェ・リエゾン

時間:18:30(open18:00)
料金:2000円(1500+1D)
D J :低い跳び箱ならとべる
出演: ぬくみりゑ(詩人)
尾林星(ギター弾き語り)
from「ファンタスタス」「ホセ&トンチャイ」
青木研治(詩人)
後藤理絵(詩人/主催)
mercredi, février 27, 2013
マイノリティをキャッチしろ☆【ZOZO-ism】告知
ひねくれものだと言われても、
「陽が燦々と降り注ぐ場所に“宝”はない」
そう、言い切るよ。
やりたいことや見たいものはその辺には落ちてなくて、
探すことが、それを見つけることが、とても楽しいと思うんだよ。
しかし日陰にばかり居て、そこを穿り返すだけでは、
根っこしか見つからないのだとも同時に思う。
陽と陰の間を彷徨いながら、自らが新しい輝きを放つもの。
そのひらひらとした葉っぱが踊る姿が見たい。
今回の企画は、少し「オタク」を意識したところにはじまった。
それぞれの方々をご存知ではあるでしょう。
でも、彼らが華々しいスポットライトのなかではない、
深くはない夜の帳が降りはじめたころに、どんな姿を見せてくれるのか。
誰かの部屋に招かれたみたいな、あのリエゾンの空気のなかで、
繰り広げる空間をひっそりと楽しみましょうよ。
今回のゲスト陣もまた素敵な方々です。
一人ひとりの活動方面は違いますが、知る人にはとても知られている存在感のある方々です。
そしてみなさんの持つ色気が異質なものであるから、いまから胸が膨らみます。
マイノリティこそ、キャッチする価値がある。
“彼ら”は、ひっそりとそれを知っている。
その掌が「ニクイね!」と、わたしは密やかにガッツポーズする。
==========〈ライブ情報〉============
砂猫企画3月9日(土)
【ZOZO-ism】
@渋谷カフェ・リエゾン

時間:18:30(open18:00)
料金:2000円(1500+1D)
D J :低い跳び箱ならとべる
出演: ぬくみりゑ(詩人)
尾林星(ギター弾き語り)
from「ファンタスタス」「ホセ&トンチャイ」
青木研治(詩人)
後藤理絵(詩人/主催)
「陽が燦々と降り注ぐ場所に“宝”はない」
そう、言い切るよ。
やりたいことや見たいものはその辺には落ちてなくて、
探すことが、それを見つけることが、とても楽しいと思うんだよ。
しかし日陰にばかり居て、そこを穿り返すだけでは、
根っこしか見つからないのだとも同時に思う。
陽と陰の間を彷徨いながら、自らが新しい輝きを放つもの。
そのひらひらとした葉っぱが踊る姿が見たい。
今回の企画は、少し「オタク」を意識したところにはじまった。
それぞれの方々をご存知ではあるでしょう。
でも、彼らが華々しいスポットライトのなかではない、
深くはない夜の帳が降りはじめたころに、どんな姿を見せてくれるのか。
誰かの部屋に招かれたみたいな、あのリエゾンの空気のなかで、
繰り広げる空間をひっそりと楽しみましょうよ。
今回のゲスト陣もまた素敵な方々です。
一人ひとりの活動方面は違いますが、知る人にはとても知られている存在感のある方々です。
そしてみなさんの持つ色気が異質なものであるから、いまから胸が膨らみます。
マイノリティこそ、キャッチする価値がある。
“彼ら”は、ひっそりとそれを知っている。
その掌が「ニクイね!」と、わたしは密やかにガッツポーズする。
←ぬくみりゑ
← 青木研治
← 尾林 星
砂猫企画3月9日(土)
【ZOZO-ism】
@渋谷カフェ・リエゾン

時間:18:30(open18:00)
料金:2000円(1500+1D)
D J :低い跳び箱ならとべる
出演: ぬくみりゑ(詩人)
尾林星(ギター弾き語り)
from「ファンタスタス」「ホセ&トンチャイ」
青木研治(詩人)
後藤理絵(詩人/主催)
lundi, février 25, 2013
「懐かしい未知の世界」へ
![]() |
Kurt Cobain +Courtney Love |
月の満ち欠けが人の気持ちを操るわけではないけど、季節や環境のとりまくすべてのものが少しずつ影響しているのは・・・言うまでもない。
仕事、金銭、恋愛、家族、健康・・・どれも、ほどよいバランスで維持したいのはあたりまえのこと。
では、全てがほぼ足りていたらどうだろう?
それでも欲というものに取り憑かれていたら
・・・どうだろう?
欲がなくなったら
・・・どうだろう?
![]() |
Kurt Cobain |
どこから来るかわからない不安。
どこから来るかわからない欲求。
そういうものをどれだけ払拭できるのか。
「しあわせ」を手にするカギはどこにあるのか。
永い低空飛行。
向かい風。
誰の手にも触れないで進む薄暗い細道。
カート・コバーンの遺書を思い出した。
わたしの遺書は半年くらい前から更新されていない。
「一つも嘘をつきたくない。
誰一人に対しても嘘をつきたくない」
この意味は充分すぎるほど良く解る。
全ての音楽は生き、全ての音楽は死んでいる。
古臭いものは捨てられ、時代に関係なく「新鮮」なら生きつづけられる。
気管支炎がアタマを朦朧とさせているが、実際は健康である。
行く先々に新しい世界は在って、そこはいつも未知である。
けれど、わたしは時間軸の「未来」を指差しつつ、
そこに「懐かしさ」を常に求めているのかもしれない。
あらためて自分がやっかいだな、と思う日々。
==========〈ライブ情報〉============
砂猫企画3月9日(土)
【ZOZO-ism】
@渋谷カフェ・リエゾン

時間:18:30(open18:00)
料金:2000円(1500+1D)
D J :低い跳び箱ならとべる
出演:ぬくみりゑ(詩人)
尾林星(ギター弾き語り)
from「ファンタスタス」「ホセ&トンチャイ」
青木研治(詩人)
後藤理絵(詩人/主催)
vendredi, février 22, 2013
血清療法と原点回帰
血を採って遠心分離する。
破壊されるほど強く遠心分離できますように。。。
肉体という試験管を震わせるのは難しい。
血を別けていく。
血を分類していく。
骨を置いておいて、血だけを・・・
リーディングをするものと書くものはなんとなくちがうから、
わたしはこのごろ「ア・ビアント」から抜粋して読むものは決まっていた。
よく読むのは「焼き菓子の致死量」これは思いのほかいつ読んでも新鮮さを連れてきてくれて読むたびに発見もある詩だ。自分でも驚く。場面によって違うけれど、出てくる甘さと香りが自然で受け入れやすい。合点がいく。死にとりつかれた者が容易なきっかけで立ちなおれるという、たった1分の寸劇。それがこの「焼き菓子の致死量」なのだと思う。
良薬は苦く、毒薬は甘くておいしいのかもしれない。
・・・などという単純な発想なのですよ。
しかもここでは「毒薬」かと思っていたら「良薬」に変わるのですから・・・!
もともと幼い頃から父の影響も手伝って詩が好きだった。
詩を詩と思わずに読んでいたし、母の書棚からは中原中也の詩集をなぜかこっそりとってベッドで読んでいて、いま思うとそれは官能のなにかを手にしていて落ち着かない感覚に似ている。
わたしが感覚として「官能」から離れらない理由はそこにあるのだと思う。
今日は京橋のとあるギャラリーで読んでくる。
一時間、肉声。マイクや音楽を使わないという朗読。
そこで特に変わったことは起こらないかもしれない。
起こる必要もないのかもしれない。
だからこそ、通ってくるよ、その薄暗い細道を・・・
==============================================
2.22(金)★【詩人の聲】18:30 開場/19:00 開演(約1時間)
予約 大人2,700円/当日大人3,000
学割1,500円 (学生証呈示)
小・中学生 (保護者同伴無料)
ギャルリー東京ユマニテ
◆中央区京橋2-8-18昭和ビルB2(京橋駅⑥番出口 徒歩1分)
破壊されるほど強く遠心分離できますように。。。
肉体という試験管を震わせるのは難しい。
血を別けていく。
血を分類していく。
骨を置いておいて、血だけを・・・
リーディングをするものと書くものはなんとなくちがうから、
わたしはこのごろ「ア・ビアント」から抜粋して読むものは決まっていた。
よく読むのは「焼き菓子の致死量」これは思いのほかいつ読んでも新鮮さを連れてきてくれて読むたびに発見もある詩だ。自分でも驚く。場面によって違うけれど、出てくる甘さと香りが自然で受け入れやすい。合点がいく。死にとりつかれた者が容易なきっかけで立ちなおれるという、たった1分の寸劇。それがこの「焼き菓子の致死量」なのだと思う。
良薬は苦く、毒薬は甘くておいしいのかもしれない。
・・・などという単純な発想なのですよ。
しかもここでは「毒薬」かと思っていたら「良薬」に変わるのですから・・・!
もともと幼い頃から父の影響も手伝って詩が好きだった。
詩を詩と思わずに読んでいたし、母の書棚からは中原中也の詩集をなぜかこっそりとってベッドで読んでいて、いま思うとそれは官能のなにかを手にしていて落ち着かない感覚に似ている。
わたしが感覚として「官能」から離れらない理由はそこにあるのだと思う。
今日は京橋のとあるギャラリーで読んでくる。
一時間、肉声。マイクや音楽を使わないという朗読。
そこで特に変わったことは起こらないかもしれない。
起こる必要もないのかもしれない。
だからこそ、通ってくるよ、その薄暗い細道を・・・
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2.22(金)★【詩人の聲】18:30 開場/19:00 開演(約1時間)
予約 大人2,700円/当日大人3,000
学割1,500円 (学生証呈示)
小・中学生 (保護者同伴無料)
ギャルリー東京ユマニテ
◆中央区京橋2-8-18昭和ビルB2(京橋駅⑥番出口
jeudi, février 21, 2013
【詩人の聲】 La Voix des Poètes
懐かしい匂いがするところに行きたい
いつも彷徨っている
2月22日(金)【 La Voix des Poètes 詩人の聲/後藤 理絵(2)】@ギャルリー東京ユマニテ18:30 開場/19:00 開演(約1時間)予約:大人2,700円/当日大人3,000 学割1,500円 (学生証呈示) 小・中学生 (保護者同伴無料) 会場:ギャルリー東京ユマニテ 中央区京橋2-8-18昭和ビルB2 (京橋駅⑥番出口 |
mercredi, février 20, 2013
デアエテ、ヨカッタ
荒れたきもちが「わたし」を支配して、引き剥がすことが難しくて、
挙句、誰かに迷惑をかけたのではないかと思って反省している。
俗に言う自己嫌悪。自暴自棄になったりする。
目の前で“死”と闘っている人が何人も居て「わたし」に呼びかける。
Aランクの内臓を持つあなたが、何をやっているのだ、と。
それでも、こんな「わたし」を支えてくれる友人や愛をわけてくれる
心根のきれいな、優しい人が「生きてる」を連れてきてくれる。
ずっとこんな風に優しい気持ちでいられたらいいのにと、
その人の話や言葉やさりげない所作をみて、思う・・・
そんなことが自然にできたらいいのにと思い続けているのに、
なかなかできないのは、忍耐力のなさからだろうと心の底から情けない。
修行が足りない。心の体力がない。おまけにわかがままだ。
・・・ということなんだろうと思う。
・・・しっかりしなきゃ。
言葉の断片が「わたし」をつなぐ。
日記として、ここに記しておきたい。
まるで「わたし」の魂のカタワレがうたっているみたいだったから。。。
デアエテ、ヨカッタ・・・
アリガトウ・・・
見つめてる
見つめてよ
君のことだけもっと知りたい
そばにいて
行かないで
今のことだけずっと聞きたい
僕はいつか失くしてしまうかな
それとも消えていくのかな
花明り
届きたい
忘れない
きれいな言葉だけ並べてもいい
憶えていてほしいんだ
今を
怒っても
わめいても
愛のことだけもっと知りたい
泣いていい
弱くていい
どんな時だってきっと守りたい
君はいつか笑ってくれるかな
花言葉もうわの空で
月明り
知ってるよ
何もかも
最後は空へと還るまでだろ…ねぇ
ねぇ…憶えていたいんだ
今を
知ってるよ
何もかも
きれいなだけじゃいられなくてもいい
憶えていて…wowo
届きたい
忘れない
きれいな言葉だけ並べてもいい
憶えていて・・・痛いんだ・・・
胸が・・・
(from X )
「花明り」 ―Cocco
挙句、誰かに迷惑をかけたのではないかと思って反省している。
俗に言う自己嫌悪。自暴自棄になったりする。
目の前で“死”と闘っている人が何人も居て「わたし」に呼びかける。
Aランクの内臓を持つあなたが、何をやっているのだ、と。
それでも、こんな「わたし」を支えてくれる友人や愛をわけてくれる
心根のきれいな、優しい人が「生きてる」を連れてきてくれる。
ずっとこんな風に優しい気持ちでいられたらいいのにと、
その人の話や言葉やさりげない所作をみて、思う・・・
そんなことが自然にできたらいいのにと思い続けているのに、
なかなかできないのは、忍耐力のなさからだろうと心の底から情けない。
修行が足りない。心の体力がない。おまけにわかがままだ。
・・・ということなんだろうと思う。
・・・しっかりしなきゃ。
言葉の断片が「わたし」をつなぐ。
日記として、ここに記しておきたい。
まるで「わたし」の魂のカタワレがうたっているみたいだったから。。。
デアエテ、ヨカッタ・・・
アリガトウ・・・
見つめてる
見つめてよ
君のことだけもっと知りたい
そばにいて
行かないで
今のことだけずっと聞きたい
僕はいつか失くしてしまうかな
それとも消えていくのかな
花明り
届きたい
忘れない
きれいな言葉だけ並べてもいい
憶えていてほしいんだ
今を
怒っても
わめいても
愛のことだけもっと知りたい
泣いていい
弱くていい
どんな時だってきっと守りたい
君はいつか笑ってくれるかな
花言葉もうわの空で
月明り
知ってるよ
何もかも
最後は空へと還るまでだろ…ねぇ
ねぇ…憶えていたいんだ
今を
知ってるよ
何もかも
きれいなだけじゃいられなくてもいい
憶えていて…wowo
届きたい
忘れない
きれいな言葉だけ並べてもいい
憶えていて・・・痛いんだ・・・
胸が・・・
(from X )
「花明り」 ―Cocco
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